惣平、生き様に学ぶ! ~金子は大事~

日記

 

この日記帳では、拙者足軽の惣平が、

武将様のような立派なもののふになるべく、

武将様の逸話や名言、「生き様」を皆様に紹介すると同時に、

拙者自身も学んでゆき、少しずつ成長する様子を書き記していきまする。

冬も折り返しに入ったか…!?

 

あいさつ

 

皆様!

惣菜の惣に平で惣平にございまする!

 

皆様、いかがお過ごしにございまするか?

外はますます寒くなり、世の情勢もあり中々屋敷からでることが叶いません…。

しかし、身体を動かさずに怠けていることも身体に毒にございまする。

拙者は、最近屋敷での鍛錬を再開いたしました!

身体を動かすのはやはり良きことにございまするぞ!

身体がほぐれると体内を巡る気の流れが良くのなるのやもしれませんな。

首を垂れておった気持ちも前を向き、

ほどよい疲れのおかげで夜の眠りもいつもより心地のいいものになっとるような気がいたしまする!

日々の戦働きで鍛錬を行うような暇や元気がないという方は、

寝る前にしっかりと柔軟をするのはいかがでございましょうか?

おそらく血の流れがよくなり、

…何だか体に良い作用が起こり…、

…なんか、こう…、ええ感じに仕上がると思いまするぞ…!

ぜひ!騙されたと思って日々の生活に柔軟を取り入れて下さりませ!

 

そして、日々の生活に欠かせない物といえば金子にございまする!

本日は、その金子の扱いについて武将様より学んで参りまする!

 

黒田官兵衛様

 

此度、拙者が金子の扱い方を学ぶのは、

黒田官兵衛孝高様

にございまする!

 

黒田官兵衛様と言えば、豊臣秀吉様に仕えられ、

その高い知能から軍師として重宝された武将様にございまする!

 

そんな黒田官兵衛様は実は、倹約家として有名だったと言われておりまする!

 

倹約するは民のため

 

黒田様の倹約は徹底されておりました。

普請の際、出た材木の切れ端や木くずでも捨てることはなく、

家臣の方に風呂用の薪にするように命じられておりました。

さらには、身の周りの物は粗末なもので間に合わされており、

長くは使わず、わずかな金額で家臣の方に売られていたと言われておりまする。

 

しかし、黒田様が使ったものを無償で譲らず家臣の方に売られていたのは理由がございました。

「物を貰うより買った方が嬉しいものだ。

さらに、物を貰えなかった者は貰ったものに恨みを抱く。

安く売れば皆に平等となる。」

家臣の方の微妙な心理さえも考えた、黒田様らしい繊細な配慮なのでございまする。

 

しかし、このような徹底した倹約は決して私腹を肥やすためではなく、

貧しい物に恵み、窮する者を救うためのものにございました。

さらに、与えるときは普段の倹約ぶりが嘘のように惜しみなく出費をされておりました。

その額があまりに多すぎるため家臣の方が諫めることもありましたが、

黒田様は、

「無用の出費を嫌ったのは、与えるべき者に思うように金銀をほどこすためだ!

金銀を用いるべき事に用いなければ、石瓦と同じである!」

と言われたのでありまする。

次第に家中の方たちは黒田様のお気持ちに学ばれ、皆様で倹約に励み、

身に応じて人馬武具を整え、いつでも出陣できる態勢ができたと言われておりまする。

 

流石は黒田様…。

その高い頭脳は戦だけではなく、人々の生活をも豊かにし良き方向へと導かれておりまする!

秀吉様の戦は膨大な費用を必要とする策が多くありましたが、

その策を成功させることができたのは、

黒田様のような倹約の思想があったからこそやもしれませぬな!

 

拙者も挑戦!

 

よし、拙者も黒田様に見習って倹約じゃ!

ちゅうても元々そこまで散財することはないで何を倹約しようかのう…。

最近、一番金子を使っていることと言えば…、

…めし…?

…めしを倹約せねばならんのか…!?

嫌じゃ!それだけは死んでも嫌じゃ!!

倹約は中止じゃ!

拙者は、自身にめしを施し続けることをここに誓う!

現世で食べて食べて食べまくるのじゃ!

目指せ、日本食覇!

さらば、倹約!

 

小さい角

 

皆様、最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。

小さい角(※つのでも可)でございまする。

ここは、拙者が現世にて学んだことで役立つしれないことを、

皆様にお伝えする場にございまする。

 

最初にお伝えするのはこちら、

「馴鹿」

皆様、読み方は分かりまするか?

答えは「となかい」にございまする。

 

「馴鹿」とは鹿の仲間で、なんと鹿の仲間では唯一、雌雄両方に角が生えておるんじゃ!

「馴鹿」と書いて「となかい」と読むんじゃが、そのまま「じゅんろく」と読んでもええんじゃと!

戦で馬に乗ったことはないが、戦場に「馴鹿」で参上してみとうございまするな…。

誰よりも注目を浴びそうじゃ。

 

小さい角(門)におる小さい福たちが、「馴鹿」にソリを引いてもらっておる!

皆様に良きことがありますように!

それでは、これにて失礼いたしまする。

陣笠隊惣平

 

コメント

  1. りーくん より:

    惣平さん
    こんばんは。お疲れ様でございます。

    黒田官兵衛様は倹約家でいらっしゃったのですね。
    大名様で倹約家でいらっしゃると
    主君も家臣もとても心強く感じられるでしょうね。
    惣平さんの身近では利家様も倹約家でいらっしゃったような。
    利家様には金子の扱い方を学ばれないのですか(笑)?

    惣平さんは普段から散在しないのであれば
    無理に倹約される必要はないと思いますよ。
    惣平さんにとって金子を使うとき=食なのですから、
    食を大いに楽しんでください。

  2. 相州姥桜 より:

    惣平さん、今晩は~。
    今回は官兵衛様できましたか!
    秀吉様が最も信頼し、警戒したお方ですね。
    竹中半兵衛様と共に名軍師と名高い方。そのお二人が仕えたのですから秀吉様の魅力も相当なものだったことでしょうね!

    官兵衛様は無駄なものに金を使うなと仰っているので、食を削るのは誉めて下さらないはず(笑)

    惣平さんには赤い衣に白い母衣で馴鹿に乗って登場していただきたいです!

  3. 結月 里洋(ゆづき りょう) より:

    柔軟してみます!

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