繭玉本虎鏡 第二回清正茶論

日記

皆の者、息災か。

名古屋おもてなし武将隊加藤清正である。

昨日、我が催し「清正茶論」の第二回を配信致した。

前回を遥かに超える多くの者が配信に集うてくれ、まことに嬉しい限りである。

皆の者、まことにまことに有難う御座った。

 

此度の日記帳は、此の清正茶論について語って参りたい。

 

清正茶論

 

清正茶論は名古屋は丸の内にて店を構える喫茶店、「平家茶論」殿にて本年一月に初陣を飾った。

読み方は「きよまさろん」。

平家茶論店主殿に名を貰った栄えある名と相成った。

 

さて此の清正茶論。

一般的には「難しい」「わかりづらい」として忌避される傾向にある古典文学の面白さを、儂の言葉でわかりやすく楽しく伝えて参ると言った催しである。

此の題目を掲げておるが故、古典文学を好きな者はもとより、今まで苦手意識を持っておった者や嫌いだった者にこそ伝わる楽しい講義を心がけておる。

 

我が茶論を聞いてもらったのちは、参加してくれた皆で感想を語り合ったり、我が話や茶論を肴に友の輪を広げたり、まさしく「サロン」を形作ってくれたならば嬉しい限りである。

 

第二回清正茶論

 

此度の第二回清正茶論。

実は二月十四日ばれんたいんでえの日に催されるはずであったが、儂が健康を損のうてしもうたが故に延期となった過去がある。

此れも我が不徳の致すところ。

楽しみにしておってくれた皆、まことに申し訳御座らん。

 

それ故に、此度の清正茶論は五か月ぶりの復帰戦と相成った。

内容はばれんたいんでえ用に練り上げたのと同じものにした。

すなわち、「平安恋物語」!

 

平安時代の恋愛に始まり、古典文学として名高い「平家物語」内の悲恋の数々を紹介する内容と相成った。

出来うる限りわかりやすく、伝わりやすく言の葉を紡いで参ったつもりじゃが、果たしてうまく纏められたか甚だ不安である。

何せ逸る情熱が言葉を超えてしまい噛むわ噛むわ。

此れぞまさしく戦さ場での高揚感と言おうか。

儂にとっては、素晴らしく楽しいひと時と相成った。

改め申して皆の者、我が茶論に集うてくれて有難う御座った。

 

皆の感想、思うたこと、疑問に思ったことを是非とも聞いてみたい。

此の日記帳の返文にて。

或いは城にて。

或いはついったあなるものの呟きにて。

或いは我が「電波茶論」にて。

皆から得た言葉は、次の茶論を開くにあたり良き標とさせて貰いたい。

 

第三回清正茶論

 

そして何と!

次回の清正茶論の日取りが早くも決定致した。

次回の清正茶論は八月七日!

今回同様、おんらいんにて開講である。

 

此のおんらいん茶論、儂にとって非常に嬉しい戦さ場じゃ。

第一回目は予想以上に皆集まってくれたが故入れん者が続出。

非常に申し訳ない思いでいっぱいとなった。

何とかならんかと考えておったところ、昨今の情勢に伴い技術革新。

此のような形と相成った。

しかしながら「窮地を好機に」。

此度は定員越えとなった前回を遥かに超える者が集うてくれたが、それでも我が声を等しく届ける事が出来た。

しかも「いつでも」、「どこでも」、期間内なら「何度でも」観ることが出来る。

此れ程よい媒体はなかなかないわな。

有難い限りである。

 

我が清正茶論、第三回目もわかりやすく楽しく面白く古典文学の魅力を伝えて参るでな。

皆々楽しみに待っとってちょうよ!

加藤清正

 

◯加藤清正の電波茶論

すたんどえふえむにて語る、我が個人電波局。

「清正茶論」出丸。

神社仏閣や仏教、神道、また古典文学についてわかりやすく紹介しておるぞ。

加藤清正の電波茶論 | stand.fm
名古屋おもてなし武将隊が一角、戦国大名加藤清正の陣所。 古典文学を楽しく、分かりやすく伝える催し「清正茶論」の電波遠征の陣である。 この場では古典文学に限らず、徒然なるままに我が言葉を発信して参る。 流行り病に負けず、皆で戦って参ろうぞ! 主な題目 戦国時代、歴史、日本史 寺、神社、御朱印 酒、日本酒 侍、武士 ◯名古...

 

 

 

コメント

  1. りーくん より:

    清正様
    おはようございます。

    清正茶論の写し絵、
    ありがとうございます。
    寺子屋みたいな感じなのですね。

    アーカイブ配信をまだ見ていないので
    見てから改めて感想を認めます。

  2. 相州姥桜 より:

    清正様、お早うございます。

    昨夜の電波茶論での弾んだお声、そしてこの日記帳での文と写し絵。清正様が清正茶論に傾けておられる情熱の一端が垣間見える気が致しました。
    録画を早く見たい~と思うのに、見るのが勿体ないような、不思議な面持ちでおります(笑)
    ゆっくり茶など淹れて、心を落ち着かせて、拝見したく思います。

  3. より:

    昨日の清正茶論に参加させていただき、とても楽しかったです。
    ありがとうございました。
    第一回から約半年分のたまりにたまった想いがあふれ出るような
    熱のこもったお話ぶりに、こちらも時間を忘れて聞き入っておりました。
    会場の平家茶論様を知ったのも清正茶論がきっかけで、
    あんな素敵なお店があったんだ、と良き出会いを頂いたことにも感謝しております。
    第三回も待ち遠しいですね!楽しみにしております。

  4. 氷のかさね より:

    清正さま
    清正茶論お疲れ様でした。
    2月のばれんたいんでーから、長かったですね。でもその分の思いも熱もこもった熱いお話ありがとうございました。
    とても面白くて、1時間があっという間でした。
    平家物語も重衡さまについても、まだまだ語り足りないご様子だったので、それならいっそ「パリピ重衡さまについて語りたいだけ丸っと語りつくす回」を作っちゃってほしいなと思いました。
    清正さまが神格化して心酔する重衡さまについて、もっと知りたくなりました。
    よろしくお願いします。
    次回も楽しみにしています。

  5. 祐衣 より:

    清正様、改めまして清正茶論大成功おめでとうございました!

    「儂にとっては、素晴らしく楽しいひと時と相成った。」と書かれていましたが「わたしにとっても素晴らしく楽しいひと時でした!」と遅くなってしまいましたがお伝えしたく返文記します( ´ ▽ ` )!

    また電波茶論で仰っていた夢のお話しがとてもロマンチックで素敵です…!平安時代は現世と違って連絡も簡単に取れず会えるわけでもない…ので、せめて夢で想い人が訪ねてきてくれたらきっと嬉しくて幸せだろうなあと思いました。

    わたしは夢はよく覚えているタイプで、どちらかというと清正様にお会いしたい!とわたしが一方的に願いすぎて仕方なくご出演していただいていると思っていましたが、これからはそういう観点で夢を楽しみたいと思います…(?)笑

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