皆の衆、息災か。
名古屋おもてなし武将隊は加藤清正である。
此れよりは我が日記帳の時間じゃ!
蝦夷地遠征
ついに再始動した金シャチキャラバン。
此度は蝦夷地に我らが金鯱を持って参った。
蝦夷地の盛り場、札幌の隣には江別という地がある。
此処は肥後の民が開拓し、儂を祀ってくれた社もあるゆかりある土地。
儂も此の社から皆を見守っていた故、現し身を持って訪う事が出来たるは実に感慨深い。
蝦夷地は雄大で温かく、実り豊かで風光明媚な地であった。
数日腰を落ち着け足を運びたい処数多有り。
此度の機会、真に嬉しく思う。
此れを機に多くの民が名古屋に足を運んでくれるようになると嬉しい次第。
蝦夷地の民よ、待っておるぞ。
清正茶論
さて、再始動と言わば先日再始動した我が清正茶論。
今月末の二十三杯目の題材を発表したい。
平家物語を皮切りに、日の本の古典文学を解説し続け幾星霜。
皆に日の本の古典の魅力が染み渡ってきたかと感じておる次第。
ここいらで一つ、この枠を大きく飛び越える事とした。
今月からは漢籍、現世で言う中国の古典文学を取り上げる!
実は我ら戦国のモノノフや貴族は多く漢籍に親しみ、大きな影響を受けておった。
漢籍無くして日の本の古典なし。
我らが思想の源流を皆にも感じて貰いたいのじゃ。
此度は特に儂が魅力に溢るると感じる、『戦国策』を紹介致す。
我らが生きた「戦国時代」。
その名の元となった書物じゃ。
多くの含蓄と娯楽に溢れた小話集のようなものだで、皆にも親しみやすいと存ず。
特に昨今は『キングダム』なる戯画にて知っておる者も多いじゃろう。
所謂『キングダム』の原作古典と言うても過言ではない。
数千年昔の人間が生きた証と頭脳戦、はたと手を打つ痛快さが魅力の『戦国策』。
楽しみに待っとってちょうよ!!
加藤清正
コメント
「金鯱を持って参った」ってなかなかにパワーワードですね…!しばらく金鯱は彼の地にいるとのことで、新千歳空港を訪れた方がなぜここにこんなものが!?と驚くところから愛知名古屋に心を動かすきっかけになってくれたらよろしいですね。
次の清正茶論のお題目、私にとってはおもしろおかしくわかりやすい清正茶論の真髄をある意味改めて体験することになりそうです。日本の古典は寺子屋でも得意で好きでしたが、漢文はどうしても苦手で……さらに言えば中国史も苦手で、中華な雰囲気はなんとなく好きではあるのですが(漢詩とかおしゃれですし)、なるべく避けてきたのを思い出して尻込みしております(笑)。清正様の解説なら頭も拒否反応を示さないと思いますし、苦手でもったいなかったなと思えるように、いつも以上に気合を入れてまいります!物語の面白さを知れること、楽しみにしておりますね!!
挨拶は叶いませんでしたが、お逢いできて嬉しかったです!