太閤記

あいさつ

皆の衆、息災か

名古屋おもてなし武将隊

豊臣秀吉じゃ

我らが戦も少しずつであるが

戻りつつある

こたびは七月三日

『田んぼアート南陽』

観測会を振り返らん

田んぼアート南陽

尾張の中でも

有名な米の生産地である南陽

昨今多くの民がかかわり薄れておった〝稲作〟

楽しみつつ触れ合えるよう

始まったのがこの

『田んぼアート南陽』である

豊臣秀吉、前田利家、なつ

この三名で行って参った

又左衛門の雨男ぶりにあいにくの天気であったが

そんな雨にも負けずわしが来ることを待っているかの様に勇ましく稲穂たちはわしのことを出迎えた

金鯱しいたけ

そして南陽にて新たな名物と

なりつつある

『金鯱しいたけ』

山や森、自然の中ではなく

〝はうす〟言う小屋の中で

栽培されており

年中収穫でき

〝はうす〟栽培ながら

とても大きく肉厚なのが特徴じゃ

つくっておる者曰く鉄籠の振動等の外敵刺激により山や森で育てた同品種よりも大きく育まする

金鯱しいたけ気になるものはわしに触れよ

とうもろこし

太閤最高

最後に

これが田んぼアート南陽の思い出じゃ

次この地に足を運ぶのは十月の稲刈り

この地の稲穂の成長や美味いとうもろこしを食えるのは土まみれになりながら汗水垂らして働いておる民のお陰じゃこの場を借り礼の言葉を送る

ありがとさんじゃ

十月

また来るのが楽しみじゃ

豊臣秀吉