惣平、生き様に学ぶ！

この日記帳では、拙者足軽の惣平が、

武将様のような立派なもののふになるべく、

武将様の逸話や名言、「生き様」を皆様に紹介すると同時に、

拙者自身も学んでゆき、少しずつ成長する様子を書き記していきまする。

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少ーしずつ成長しておるよ…？

あいさつ

皆様！こんにちはじゃ！

拙者、惣菜の惣に平で惣平でございまする！

皆様…、昨日は誠にありがとうございました！

無事、七月の毎月武将隊を終えることができました…！

此度の座長は陣笠隊でござりましたが、

踊舞がおらねば、此度の毎月武将隊はできなんだし、

なつは、動く写し絵を巧みに使い、宣伝づくりが誠にうまい！

太助は音楽の才があり、見事な陣笠隊の象徴曲を作られた…！

拙者は、他の三人におんぶにだっこで、役に立つことができませんでした…。

拙者ももっと力をつけ、陣笠隊をより楽しきものにできるように精進いたしまする…！

そして、今月の毎月武将隊の内容もすでに決まっておりまする！

今月の毎月武将隊は…

「オンライン盆踊り」！！

今日から八月でございまする！

八月と言えば、

祭り！

祭りと言えば、

盆踊り！

踊らにゃそんそん！

拙者も蘇って久方ぶりの祭り、誠に心が躍りまする…！

去年行われた「円頓寺商店街盆踊り大会」は昨今の事情を踏まえ、

今年は中止と相成りました。

しかし、それでも何とかして皆で楽しめるものができないかと試行錯誤し、

オンラインでの盆踊り大会開催をしようと努力しておりまする！

詳しいことは下の記事を見て下され！

オンラインで「円頓寺商店街盆踊り大会」を実現させたい！んでござる！

拙者もよりよきものを届けられるように努力せねば！！

此度も早速、武将様に学んでいきまする！

徳川家康様に学びまする！

此度は、真の戦国覇者、

徳川家康様

から学びとうござりまする！

徳川家康様といえば、忍耐の将として有名かと思われまする。

幼少期は織田家、今川家の人質として過ごされておりました。

桶狭間の合戦の後、今川家が弱体化すると独立され、戦国大名として台頭を致しまするが、

織田信長様に臣従する形で同盟を結ばれるのでございまする。

その後、信長様が本能寺の変にて倒れられると、その跡を継ぎ天下統一を果たさんとされた、

豊臣秀吉様と小牧・長久手の地にて戦う事になりまする。

この戦、勝敗こそ着かなかったものの、

家康様は秀吉様に臣従する形で同盟を結ばれるのでございまする。

そして、秀吉様が逝去された後に、石田三成様や、秀吉様の嫡男、豊臣秀頼様との戦に勝利し、

天下を制されたのでございまする。

幼き頃から、その時の強者の下で耐えに耐え、時世を読み、

そして最後の最後に勝利するという、驚愕の忍耐力！

その忍耐力はどのようなところから養われていったのでしょうか…。

家康様、民を思い質素倹約

これは、家康様が三十歳前、まだ三河にいらっしゃった頃の話でございまする。

夏になると家康様は白米ではなく、あえて麦飯を食べておりました。

ある日、近習（きんじゅ、主君のそばに仕えるもの）が密かに、椀に白米を盛り、

その表面を麦飯で覆って配膳されたのでございまする。

これに対し家康様は

「儂の心がわからぬか…。

儂はケチだから麦飯を食べているわけではない。

今は常に戦があり、兵達は心身を休める暇がなく、

衣食も不自由をしておる。

そのような時、なぜ儂一人が贅沢をできよう。

儂が身の回りを倹約し、それを軍用費に回すのだ。」

と言われ、

さらに、こう続けられました。

「苦労して米を作る百姓のことを思えば、

儂だけが美味いものを食べるわけにはいかん。」

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なんて民思いの武将様じゃ…！

家康様だからこそ、

天下を治めた後に、長きにわたる太平の世の礎を築くことができたのでございまするな！

家康様の忍耐力というのは、日ごろからの行いと、

民への思いから培われているのでございまするな！

この強さ、拙者も見習わなければ！

拙者も挑戦！

拙者も、家康様のような忍耐力を手に入れ、

どのような時でも動揺せぬように心を強くいたしまする！

そうと決まれば拙者も我慢じゃ！

さぁ、何を我慢しようかのう…。

よし！拙者も、麦飯にいたしまする！

現世に蘇ってからは、毎日毎日白米三昧…。

溺れるように白米を食べておりました…。

贅沢をしすぎました…。

食べられるだけでも十分幸せなんじゃ！麦飯を食らうぞー！

驚きの真実

白米から麦飯にするにあたり、麦飯の値を調べたのでござりまする…。

するとどうじゃ！

今や、麦飯の方がやや値が張る…！！

現世！恐るべし…！

まさか、このようなことになっておったとは…。

これでは、白米を我慢して麦飯にしたところで大して我慢にはならんぞ…。

むしろちょっと贅沢か…？

うーむ…、となると、「あれ」を我慢するしかないのか…。

惣平、「あれ」を我慢…

「あれ」とは…、

「甘味」のことじゃ…。

拙者、現世に蘇って、現世の菓子を食べたその日から、

ほぼ毎日甘味を食しておりまする。

戦国の世では口にすることのできなかった菓子が、現世ではいつでも食すことができる！

プリンに、ケーキ、ドーナツにどら焼き、たい焼き、生クリーム…。

どれもこれもこの世の物とは思えぬ甘さ、まさに天にも昇る気持ちになりまする…。

口に含んだとたんに広がる甘さ！

柔らかく噛み心地の良い生地…。

飲み込めば喉までもが喜んでおりまする…！

あぁ…、食べたい…。

拙者は、甘味に憑りつかれておる…。

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…このままではいかん！

甘味に溺れて、欲望のまま食べておっては忍耐が鍛わりませぬ！

我慢しよう…！

これから拙者は甘味を、食べな……

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甘味を十日に一回に減らしまする…！

毎日は食べすぎじゃ！十日に一回にするぞ！

よし、やるぞー！

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やはり、十日に三回…！

小さい角

皆様、最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。

小さい角（※つのでも可）でございまする。

ここは、拙者が現世にて学んだことで役立つかもしれないことを皆様にお伝えする場でございまする。

今回お伝えするのはこちら、

「犇めく」

皆様、読み方は分かりまするか？牛が三匹の場を想像して下され。

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答えは「ひしめく」でございまする。

犇めいておる！

この字からして相当犇めいておりまするな！

誠にギュウギュウじゃ！

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この、犇めくという字！

「大勢の者が隙間なく集まっている」という意味以外にも、

「ぎしぎしと音がする」という意味もあるとのこと。

ぜひ、覚えていってくだされ！

小さき角（門）には小さき福がおりまする…！皆様に良きことがありますように！

それでは、これにて失礼いたしまする。

陣笠隊惣平