十吾の五七五 足軽俳句その一

日記

十吾にござりまする

此度は“十吾の五七五”と題しまして拙者の俳句を披露いたしまする

 

一、きれいに咲いた山茶花を見て一句

山茶花や
寒風の中
遠回り

季語は、この時期が見頃の白鳥庭園の“山茶花(さざんか)”

きれいな花を見たいがために、寒空でもついつい遠回りしてしまいまする…

二、冬の日時計で一句

短日や
日時計の針
長くなり

季語は“短日”

影がどこにあるかで刻を知ることができる日時計、

冬には陽が低くなりまするが故、日が短くなるのに対し影は長くなりまする

三、名古屋城の堀で一句

冬の水
群れる鯉共
堀の番

季語は“冬の水”

ある日、名古屋城の外堀をのぞいてみました

すると、拙者の顔を見るや否や、が群れになって近づいて参ったのでござる!

いやぁ、鯉と侮るなかれ、立派な堀の番もおるものですな…

四、名城公園の冬桜を見て一句

寝過ごした朝
勤勉な冬桜

季語は“冬桜

ある日のこと、寒い朝に耐えられず、恥ずかしながら朝起きられなかった日がござりました…

そんな日に、名城公園にて冬桜が咲いているのを見つけました

起きるのが遅くなった拙者に対して、春を待たずに咲く桜がござるのか…という一句にござる

 

こちらは、五七五とは敢えて文字数を変えてみた一句にござりまする

五、葉が落ちた木を見て一句

落ちた葉に
冬の青空
みせられて

季語は“落ちた葉(落ち葉)”

木の葉がほとんど落ちてしまい、少し寂しくなっておりました

ふと空を見上げると、葉が落ちてしまったためか、木の幹越しに見る青空がえらくきれいに見えたのでござりまする

皆様に一大伝令…!

拙者の俳句を読んでいただきありがとうござりました

 

そして拙者から伝令がござりまする

 

 

拙者、十吾…新たに

いんすたぐらむ

を始めましてござりまする!

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こちらでも俳句をしたためて参りまする

たくさんの方に読んでいただけますよう励んで参りまする!

 

よろしくお願い致しまする!

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