十吾で御座りまする
拙者は此度、白鳥庭園に参りました
自然豊かな御庭にて、四季折々の姿を愉しむことが出来まする
拙者はしばしば白鳥庭園に参りまするが、その由の一つがこちら
“俳句募集”
白鳥庭園では、年に二回、春夏と秋冬に俳句募集を行っておりまする
前回の、秋・冬の俳句には拙者も投稿致しました故、此度もこのために句を詠みまして御座りまする
![](https://busho-tai-blog.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/8A21455C-CB17-49E4-B8F4-1AFB79B8D4F0-160x90.jpeg)
賞を取り、拙者の句が数多の方に伝われば是れ幸いで御座るな
拙者の投稿致した句が如何なるものかはいずれ又記しまするが、
此度は、白鳥庭園の姿をもとにした当季雑詠を致しまする
当季雑詠とは、季節に合っていれば表題は自由に考えて良い俳句のこと
此度は夏の季語を用いた句で御座る
一、百日紅(さるすべり)
百日紅
落ちたる猿と
顔合わせ
赤く染まった百日紅(さるすべり)
その名の由来は、木の表面が滑らかで、猿も滑るほどであることから
木から転げ落ちた猿が恥じらうかの如く、百日紅も紅くなるということか、そう思いまして御座りまする
二、紫陽花(あじさい)
紫陽花が
大気に滲む
梅雨曇
梅雨時の花といえば、紫陽花(あじさい)
見かけるのは雲が多く湿っている時ばかり
水に一滴こぼれた、藍のように見えまする
三、避暑
避暑の白鳥
今は遥か高嶺へ
白鳥庭園といえば、日本武尊が白鳥の姿で西より戻り、熱田へ宿った事からその名がついておりまする
たいそう暑い名古屋の街にては、白鳥もまた遠くへ飛んでいってしまわぬか…そうなれば大変じゃ…
白鳥庭園の俳句募集、拙者は紙に書いて投句いたしましたが、ほぉむぺぇじから投句することも出来まする!
残り三日では御座りまするが、皆様も応募してみては如何で御座ろう?
あるいは次の俳句募集の折に、拙者と共に句を詠みましょうぞ!
拙者が俳句を詠むようになり、間も無く一年が経ちまする
これを機に新たな言の葉を学んだり、季節の移ろいに目を向けられたりと、現世での日々を楽しく過ごせるようになり申しました!
これからも数多、皆様に拙者の句を届けて参りまするぞ!
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