万韻夢物語

皆の者達者であるか?

大ふへん者前田慶次じゃ!

 

我が日記帳開き大儀である。

 

皆黄金週間は如何過ごしておるか?

我は日々戦働きと鍛錬の日々である。

本年は毎年恒例の鯉のぼり祭に儂は遠征に再び参る。

 

戦とは必然として呼ばれる事は御座らぬ。

援軍として呼ばれる存在として

我等武将隊も多角的に武功を立てられるように精進せねばならぬ。

 

一つ、魅せる演武

演武においては戦国の世を民に伝える術として非常に分かりやすい。

現世ではパフォーマンスとも呼ばれる分類のようであるが、演舞ではなく演武である意を届ける為にも真っ向打ち一つ拘り

足運び、空気、響く声

どれも抜かりなく鍛え上げ

民を想う心、真心の余白がより演武を生物として進化させる。

 

二つ、歴史の語り部たらん

武将隊六訓に通ずる事を語っておるが

その中でも歴史語りも我等の求められし大きな一角と言える。

戦場においては、その土地の事や催しに関し歴史事を語る。

また、我等武士としての感性を求められる事も。

事、武士の感性として語り伝えられるのは

全国の武士としては数が少ないと言える。

おもてなしの精神から迎合してしまう。

此れは異な事。

泰平の世故に、民も慣れ親しみ

斯様な体質を求めるのも理解するが

果たして、それが面白いのか。

鼠遊戯国を始め他の場で体感出来よう。

我等武士にしか成せぬ

民へのおもてなしを丁寧に伝えたいものじゃ。其れこそが歴史語り。

 

三つ、世の趨勢を見る

此れは常に戦場に立つ者として

世がどうなっておるのか。見極める目を持つ必要が肝要である。

 

我等も嘗ては電子日記帳、ブログのみであったが今や数えきれぬ狼煙網を駆使して民に伝えておる。

 

常に戦とはこうあるべきと。

確固たる信念を大切にしながらも

変化にも恐れず

戦う柔軟性も必定。

 

 

本年は15周年を迎える

我等の真価が問われる。

 

 

ただ一歩も踏み出せず

その場に留まるようでは

我等も退化し民からも忘れられる存在になるであろう。

 

傾奇者たる生き道を示して参ろう。

 

以上

名古屋おもてなし武将隊

天下御免ノ傾奇者

前田慶次郎利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

  1. より:

    慶次様

    今年も瑞浪の鯉のぼり祭りに出陣おめでとうございます。長く続いているご縁。嬉しいです。
    いよいよ本日ですね。演武の他にも瑞浪の歴史トークも毎年楽しみです。快晴で新緑と鯉のぼりも綺麗でしょうね。
    楽しみにしております。

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