三百と七日目の尾張自慢
みなさま、こんばんは。
陣笠隊のなつでございます。
「尾張自慢」三百と七日目でござりまする。
此度ご覧いただきまするは、お名前でござりまする。
加藤肥後守
名古屋城の天守閣の石垣を築かれたのは築城の名手・加藤清正様でござりまする。
清正様は肥後国(現在の熊本県)を治めておられたことから肥後守(ひごのかみ)とも呼ばれておいででごりました。
して、名古屋城の築城に携わられた折、大天守閣の四方の角に「加藤肥後守 内 〇〇」とその場を担当された家臣の方のお名前が刻まれておりまする。
一番確認しやすいところにありますのは北東角にござりまする「加藤肥後守 内 小代下総」の文字でござりまする。
そして現在は地中に埋まっておりまするが南西角には「加藤肥後守 内 中川太良平」のお名前が発掘調査により発見されておりまする。
そして他二つは風化してしまって見えにくくなっており、なかなか見つけられぬようになっておりまする。
しかしながら築城を担当された清正様ご自身が、先日見つけてくださったものがござりまする故、みなさまにもご覧に入れまするの。
それは石垣の東南角。写し絵のこの部分でござりまする。
もっと近くに寄りますると斯様に!
これを見ただけでは分かりにくいかと思いまするが、上から五番目の石に刻まれておるのでござりまする。
もっと近くに寄って、少し色を変えてみますると。
「加」と「内」の文字がお分かりいただけるかと思いまする。
どなたのお名前が刻まれておるのかまでは現段階では判別する事が叶いませぬが、分かりましたらみなさまにもお知らせいたしまするの。
まだまだ石垣をじっくり見て発見していきたいものでござりまする!
なつ
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コメント
なつさん、こんばんは。
昼は穏やかでしたが夜になって風の音が大きくなってきた相模です。
刻紋のお話は度々話題に上るので興味深いです。
『儂の家に自分の名前を彫りおって』と家康様はご不興でしたが(笑)あれだけのお城ですもの、携わった主張をしたくなるのは当然ですよね。
清正様指揮の下、お名前を残した方々のことも知りたくなりました。
では、明日も元気に参りましょう!
youtubeの清正様のガイドされたものを観てました。刻印とても興味深いです。4月の暖かい時に お城に行ってみたいです。
なつさん
北側の名前がはっきり見えるので有名ですが、ここにもあるということをずいぶん後になって知りました。
こちら側の方が目につきやすいのにあまり知られていないのがなんだか勿体ない気がしてしまいます。名前がわからないので仕方ないのですかね(^_^;)
最初、検定の勉強をしてた時に「小野弥次兵衛」の名前が彫られた石がこれなのかと勘違いしてました。確かまた別にあるんですよね。
加藤家家臣は名前を刻みがちですね笑天守台も面で担当が決まってたんでしょうか。家康様は見つけた時にどんなお気持ちだったのでしょう笑