虎鏡 清正茶論二十四杯目

日記

皆の衆、息災か。

名古屋おもてなし武将隊は加藤清正である。

此れよりは、我が日記帳の時間じゃ!

 

清正茶論 二十四杯目

 

昨日は待ちに待った清正茶論の日!

此度取り上げたるは漢籍『戦国策』は秦国編。

昨今『キングダム』なる戯画にて俄かに注目を集めておる国じゃ。

 

此の国は戦国策や史記において虎狼の國と呼ばれ恐れられた国である。

主人公の属する国、即ち善玉として描かれている『キングダム』の着眼点は実に興味深い。

今後の展開が楽しみであるな!

 

戦国策

 

皆にとって戦国策は遠い国の難しい古典という印象を持ってる者も多いかもしれん。

さりながら今の日の本の民にとって意外と身近なところにその痕跡を留めておるのじゃ。

例えば「蛇足」、「虎の威を借る狐」、「漁夫の利」、「鶏口牛後」などの言葉。

祇園祭の山鉾などの文化。

例を挙げると枚挙にいとまが無い。

 

寺子屋で習った者も多かろう。

「皇帝」という言葉、「兵馬俑」、「万里の長城」。

こういったのちの時代に大きく影響を与えた物達もある種秦の発明品とも言えような。

 

我ら日の本の民の文化の源流は多く中国の古典、即ち漢籍に求める事ができる。

平安の世において漢籍は欠かすことの出来ぬ教養であり、学問と言えば漢籍のことであったのじゃ。

そもそも当時の読み書きは漢文のみじゃったしな。

漢文が読み書き出来ねば、創作活動を行う事は出来ん。

この教養に裏打ちされた創作活動こそが、日の本の古典の源流。

故に漢文と古文が共に「古典」として今の寺子屋で教えられておるわけじゃ。

 

戦国策は決して遠い国の我らに関係ない場所の物語ではなく、今の我らに繋がる古典であるという事が伝われば幸甚じゃ。

その内容は謂わば頑固な上司を説得する為のぷれぜん術。

非常に痛快な論破集である。

今の民にも実にわかりやすく「面白い」作品であるが故、ぜひ手に取って欲しい限り。

 

次回の清正茶論も、わかりやすく楽しくを心に定め古典の魅力を伝えて参る。

引き続きよしなに!!

 

加藤清正

コメント

  1. 結月里洋(ゆづき りょう) より:

    古きを知るは、今を知る事になりますね!

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