【 将軍実記〜家康問答〜 】

日記

唐突に始まる家康問答!

趣旨

 

さあさ、皆の者よ

此度も我がしたためし書をよく読んでくれた

今までは、大河を祝し我が人生にまつわる問答をもとに繰り広げておったが

皆の要望もあり、続けることとなった

故に、これよりも我が人生を通じて主らの生きる手助けになれば幸甚である!

 

 

  

 

前問答の答え

 

問:長篠・設楽原の合戦で鳶ノ巣山砦(とびのすやまとりで)を奇襲し、合戦を勝利に導いた徳川四天王の一人はだれじゃ

 

答:二、酒井忠次

 

作戦会議の中で、酒井忠次は信長殿に鳶の巣山の砦を奇襲するように進言したのじゃ

鳶の巣山は信州に抜ける別所街道沿いにある小高い山で、設楽ヶ原まで陣を進めた武田軍の退路を断つ働きがあった

信長殿は当初はこの作戦を鼻先で笑うようにあしらったのじゃが、会議が終わった後、再び忠次を呼び出し、素晴らしい作戦であると賞賛いたした

鳶の巣山砦奇襲を絶対機密として取り扱ったのであった

忠次は奇襲隊の大将として、三千の兵を率いこの砦を落とし武田軍は浮き足立ち、総崩れとなったのであった

 

。。。

 

問答

 

問:長篠の戦いの陣中から妻に宛てた手紙で、その簡潔さから日本一短い手紙ともいわれる次の文を書いた三河武士はだれじゃ

「一筆啓上 火の用心

お仙泣かすな 馬肥やせ」

 

 

一、天野康景

二、大久保忠世

三、高力清長

四、本多重次

 

 

。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

では答えは次回の発表であるぞ。心待ちにせよ。

 

 

 

 

 

 

家康

 

コメント

  1. 善か朗 より:

    酒井様の策は演武にも出てきますね。
    さらにそれを表向きは否定するものの、実行する信長様もかなりの策略家。
    というか、その用心深さ。感服いたします。

    この度の問答は、聞いたことのあるような、ないような。
    全くわかりませんので、唯一 知っているお名前の
    二、大久保忠世 様といたします。

    「お仙」とは人物なのでしょうか?それとも何かの喩え?
    深読みしたくなります。

    藤にツツジが盛りを迎え、5月前に散ってしまうのではないかと
    もう芍薬も咲いているそうで。
    花盛りの良き名古屋城ですね。

  2. Pちゃんママ より:

    大御所様
    「春に三日の晴れ無し」などと申しますが、お変わりございませんでしょうか?
    先の御下問のお答えは酒井忠次様にございましたな…演武にも信長様に献策をする場面がございます故…尤も昨今は大河ドラマの影響もあり「忠次様」と申せば「何かにつけ海老掬いを踊る方」にございますが…
    ところで此度の御下問のお答えは
    四、本多重次様にございましょうか?
    確か現世にても一筆献上日本一短い手紙のコンテストとやらでお名前を見かけたような気が致します故…

  3. Pちゃんママ より:

    献上→啓上
    でございました。
    失礼致しました。

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