皐月に我が生誕日祝いの品として、前田又左衛門利家から受け取りし焼き物を紹介しよう
この焼き物の正体は??
この焼き物の正体は「萩焼」と言う
萩焼の歴史は江戸時代初期、萩藩主毛利輝元が朝鮮からの渡来人に命じ窯を開いたことから始まる、今では「一楽二萩三唐津」と謳われ、萩焼は評価の高い茶人好みの茶器のようじゃ、しかし江戸時代を生きていない儂は、当然知らぬ茶器である、今回は萩焼の魅力に迫る。
萩焼の特徴
萩焼の原料には二種類の土を使用、山口県防府市の大道土と萩市離島で採れる見島土、土色は鉄分を多く含む為、赤茶色。配合具合は陶芸家により異なり色合い様相も変わってくる。萩焼は使えば使う程、味わいが出るとされ「萩焼の七化け」とも謳われている
これは土に多くの砂が含まれていて粒子が荒く、焼き上がる際に砂と土に微妙な隙間が生まれ、そこに茶渋の色が入り込み、細やかな模様が出てくる現象のようじゃ、これからも使い込むのが楽しみである。
むむ!?高台(器の底)が欠けている??
では非ず。 これも萩焼の特徴の「切り高台」と呼ばれるものである
これの理由は諸説あるそうじゃが、萩焼は毛利の御用窯であったが故、庶民が使う事が出来なかったそこでわざと切り込みを入れ、傷物として庶民も使えるようにしたと言われておる。
なんとも面白いので儂の中ではこの説を採用する。
手に入れてみよ萩焼
興味が湧けば是非、焼き物を手に入れてみるが良い、何気ない食事の際でも、器を意識してみることで新たな発見や味わい、喜びを得ることが出来よう、それこそが「数奇」である、萩焼は普段使いの物であらば、手に入りやすい価格のようじゃ、これを機に「萩焼」を手に入れてみては?現世ではネットにて簡単に手に入るが、手作りの焼き物は一つ一つが微妙に違う物である、特に萩焼は作り手の特徴や一つ一つに違いがよく出る焼き物故に、是非己が自身の手に取り気に入ったものを選ぶが最上である
11月、名古屋城近く愛知県体育館にて行われるやきものワールド2020が開催されれば、様々な焼き物を見聞でき手に入れることもできる。
まとめ
茶碗は「茶の湯」で使われる道具の主役であるが、他にも釜、茶入、茶杓、など様々な茶道具のほんの一部にしか過ぎぬ、現世における儂の「数寄」の道はまだ長い。 信長
コメント
信長様、こんばんは。
優しい色合いが素敵ですね。
利家様からの贈り物がこの先どんな風合いになっていくのか、楽しみですね。
毎週、演武が行われるようになりました。
早く、名古屋城に行って皆様方の演武をみたいです。
まだまだ暑い日々が続いています。
どうぞ、お体に気をつけて。
それでは、また。
御屋形様、おつかれ様でございます。
利家様からの贈り物の萩焼にご満悦のご様子!!
利家様も喜ばれていると思います。
高校の修学旅行で萩に行き、萩焼の工房でコーヒーカップを買って、手に馴染みもよく気に入っていたのですが、
迂闊にも割ってしまい残念です。
信長様、今晩はでございます。
台風が去った後に東海地方は大雨の予報でしたが、名古屋は大事なかったでしょうか。
利家様からのお茶碗、初見では首を傾げておいででしたが、時がたってお手に馴染みましたか(笑)?
萩には1度だけ参ったことがあります。お茶碗には手が届かず、小皿を一枚だけ買い求めました。はて、あのお皿は今何処に…?
焼き物は奥が深すぎますが、直感で良いと思えるものに出会えた時は嬉しいですね。
信長様こんばんは。
あのバチギレしてたやつが登場して利家様家臣としてはなんと言っていいやらですけど、とりあえずホッとしました笑
考えるとやきものワールドで各地の焼き物に触れること出来ますね。今年も開催されるようでなによりです。
信長様
おはようございます。
利家様から贈られた萩焼の茶器、
納戸の匂いは取れましたでしょうか(笑)。
何度もお使いになるうちに、
お茶の匂いに変わっていくといいですね。
高台が欠けていたことで
利家様と一悶着ありましたが、
わざと欠けていたのですね。
利家様もホッとしたことでしょう。
萩焼は江戸時代以降のものということで
信長様がこのことを知らないのは仕方ないでよね。
利家様が知っていらしたかどうかはまた謎ですが・・・。
信長様、こんばんは。
このお茶碗は…!利家様が信長様の生誕日祝いに献上して、下克上の虎🐯でもさんざん臭い茶器と評されていた、あのお茶碗!!!
なにやらお気に入りの様子でよかったです!笑
かつて亀吉さんも作品を販売したことのある、やきものワールド!今年もドルフィンズアリーナで開催予定のようですね。
その後、お茶のお稽古はどうですか?またの日記帳楽しみにしております。