百と十六日目の尾張自慢
みなさま、おはようござりまする。
陣笠隊のなつでございます。
「尾張自慢」百と十六日目でござりまする。
此度ご覧いただきまするは、刻紋でござりまする。
刻紋
名古屋城にある石垣には「刻紋（こくもん）」または「刻印（こくいん）」と呼ばれる石につけたれた模様がござりまする。
名古屋城の築城には外様大名二十家が関わっていたために、大切に運んできた石材の紛失や他家からの窃盗を防ぐために所有者を明確にする意図がござりました。
故に、表には見えていなくても全ての石に刻紋があると言われておりまする。
一連の石垣に見えても複数の家が担当しておったりするため、刻紋や積み方が異なる姿を見ることができるのも名古屋城の石垣の特徴でござりまする。
そして此度の刻紋は正門のものでござりまする。
この刻紋は加賀前田家の方の刻紋だそうでござりまする。
なかなか気付きにくいところでござりまする故見逃しがちでござりまするが、これも歴とした刻紋でござりまする。
ぜひ見つけてみてくださりませ。
なつ
伝令欄
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コメント
なつさん
おはようございます(^_^)
本日も尾張自慢
ありがとうございます♪
隊の皆様と観覧車に
乗られたようで良かったですね。
動画での街中の様子は
嬉しかったです(^w^)
そして今日は石垣の刻紋
切り出した石に印を付けるだけで
特別な石に感じます。
雨や風化で分かりづらい物も
ありそうですが
城にとっては一つ一つが
大事な石垣
ゆっくり時間をかけて
見てみたいものです(*´-`)
なつさん、お早うございます。
今朝もスッキリしないお天気の相模です。
連休中日で寝坊しました(^o^;)
度々話題に上る刻紋、見つけにくい場所に気付けたらきっと自慢したくなりますね。
家康様としては徳川の城に各地の大名の刻印があるのは面白くなさそうでしたが(笑)
名古屋城刻紋スタンプラリーなんて、燃えそうです。
では、今日も元気で参りましょう！
なつさん
おはようございます。
刻紋、城内には数え切れないほどありますね。それぞれに意味やモチーフがあって面白いです。
確かこの刻紋は琴柱ですよね？
昔、利家様が平日に「前田家の刻紋を見つける」と言って城内を巡っていらっしゃったのを思い出しました。
以前の刻紋の記事でも書いたような気がしますが、楽しかったのと初めて刻紋に興味を持ったことだったのでよく覚えているんです。
天守台に前田家の刻紋を刻んだ石があった時は「清正のやつ、前田の石をとって行ったのか？！」と冗談まじりに仰っていました。真相が気になります(笑)