又左草子~~延岡参り~~

日記

皆々、息災であるか

前田又左衛門利家である!!

此度の日記帳は、

九州城巡り番外編

百名城ではないが、良き城に赴いたで紹介いたそう

では、

いざ参らん!!

延岡城

儂が赴いたのは日向国、現世の宮崎県である。

南延岡駅から歩いて二十分ほどの場所にある。

外から見ると森のように見えてちぃと気構えたが、むしろこれが醍醐味であろう!

じゃが、

くれぐれも夜に山城へと行くでないぞ。

誠に遭難致すでな。

儂も前に夕刻ごろに都ある城に赴いたのじゃが、濃霧と森特有の薄暗さにてハラハラさせられたことがあった。

じゃが、この延岡城は一度入ってしまえば現世風の灯籠にて飾り付けられておって良き景色であった。

この城は江戸時代に 高橋元種 によって建てられた。

高橋紹運殿 で名が知られておる家であるな。

高橋家は様々な家から養子をとっておって、家系図が中々にややこしい。興味あるものは調べてみると楽しいであろう。

この城の見所はなんと言ってもこの、

千人殺しの石垣 である。

なんとこの石垣、

この中のある一つの石を外すと一気に崩れ、

敵兵を千人殺すことができると言われておる。

これが誠なれば画期的な仕組みであるな!!

まぁ石垣が崩れてしもうては元も子もないようにも思うがの

 

儂は夜に赴いたで全容が分かりにくかったが、多くの解説の札が建てられておって見応えのある場所であったぞ!!

立派な門、壮々たる石垣。

天守のない城が楽しめるようになってきたものにとって誂え向きな城であろう!

蛇足

さて、久々に百名城以外の城を紹介致した。

然りながら延岡城は続百名城に数えられておって、百名城とともに続百名城も巡っておるでしかと印判ももらって参った。

誠に長く引き伸ばしてしもうた、去年の冬の百名城巡りは残り一城。

次の日記帳では百名城巡りの旅を記すでその後に紹介いたそうではないか!!

してこの七月は『どうする家康』が本能寺の変を迎えたこともあって、儂のさんたつにて行っておる連載、『戦国がたり』も毎週の更新であった。

その時、家康は何をした。本能寺の変に隠れてあまり語られぬ戦と、その「黒幕」の話をしよう|さんたつ by 散歩の達人
皆の衆、息災であるか。名古屋おもてなし武将隊、前田利家である。ついに終わった本能寺の変。これにより日ノ本中の情勢が大きく変わった。中でも大きく変わったのが織田家の家臣の立場である。信長様の死の動揺を狙って多くの敵方が一斉に蜂起したのである。この動きは先週の戦国がたりにて纏めておいたで、読んでおくとわかりやすいであろう。...

信康事件や本能寺の変、そしてその後について紹介しておるでしかと読むが良いぞ!

城や手紙、儂のいんすたぐらむにて感想の返文をくれたら誠に励みになる。

これよりも頼むでな!!

それではまた会おう、

さらばじゃ!!

コメント

  1. ぽん2号 より:

    利家様

    延岡城、どの石を引っこ抜いたら石垣が崩れるんでしょうね?歴史学者は検証したんでしょうか。
    まさか、手抜き工事を隠すための方便だったとしたら、それ考えた人はなかなかの策士ですね(笑)

    8月はお城に出陣される回数が少ないので、また何処ぞの城巡りをされておられるのかなぁと思いますが、鉄は熱いうちに打てとの諺にもあるように、日記のネタは、なるたけホットなうちに出してくださいね(笑)

  2. miwa より:

    利家さま こんばんは〜(^-^)
    久しぶりの日記更新嬉しいです。
    気付けて良かった笑

    千人殺しのネーミングのインパクト凄いですが迫力ある石垣ですね〜
    利家さまが紹介したくなるのも納得!
    まだ存在していると言う事は誰も殺されてないと言う事でホッとしたりして。。
    灯籠の灯りも風情があって夜景も素敵。。
    とは思いますがやっぱり夜のお城はちょっと怖いですね〜
    利家さまが遭難しなくてホント良かった(๑˃̵ᴗ˂̵)

    ん?続百名城とな?
    百名城の続きも紹介して下さるのですね‼︎
    利家さまの行動力ならきっとやり遂げれます(°▽°)
    さんたつと共に楽しみにしていますね♪

  3. トメ より:

    夜の山城なんて怖すぎる

  4. とらじろう より:

    一個抜いたら全部崩れるギミックだなんて!
    最後の切り札っぽくて何かカッコいいなって思ってしまいました✨
    その仕組みが知りたくもあります。

  5. 江戸のともぴぃ より:

    利家さま、こんばんは(*’▽’*)
    暫く城へのご出陣が少ないようですが、ごゆっくり休息されてるのか、はたまた何処かへお出かけか。
    お元気なら何よりです。

    延岡城の灯籠も、奥に映る夜景も素敵ですね✨✨夜の山城は確かに危険ですし、ちょっと怖いので普通の人は行きませんから大丈夫ですww
    利家さまは、もし機会があれば夜の八王子城へww←いや、色んな意味で怖いから辞めた方がいいですよ((((;゜Д゜))))

  6. より:

    利家様おはようございます

    現世は夜でも明るくてお城が綺麗ですね
    石垣も何もかも

    千本桜なら美しいのに千人殺し。
    最初文字だけ見て石垣が急過ぎて登らず千人殺してしまったと言われる石垣?と思いましたが攻めてこられない様工夫される石垣だから千人くらいいって…
    あっそろそろお時間の様ですのでこれにて失礼いたします。
    まだまだ暑い日々が続きますがご自愛くださいね。

  7. 良子 より:

    利家さま

    おはようございます。
    日記の更新ありがとうございます。
    気づいてなく返文遅くなりました。

    夜のお城は昼間とは違い別もののようです。
    夜に行ってみるのもいいなぁ~と思う写真ですね。
    ありがとうございます。

    次のお城はどこになるのかなと考えるものひとつの楽しみでもあります。

    台風の影響でしょうか~
    気温が高くなってます。暑さ対策をしてお過ごしくださいね。

  8. たかこ より:

    利家さまがわりと九州のお城を記してくださるのがうれしいです。
    愛知県の方には悪いのですが、私が一番好きな県は宮崎県なのです。
    夕暮れの延岡城、夏に行ってみたくなりました。
    ありがとうございました。

  9. Pちゃんママ より:

    加賀大納言様
    夜の延岡城に千人殺しの石垣!
    久し振りに目に致しました!
    …と申しますのも、今は引っ越ししてしまいましたが、延岡城の麓の東本小路に妹が住んでおった故にございます。
    時折耳にした城山の鐘の音を、懐かしく思い出しました(サッシと申す現世の障子窓を開け放った時にしか聞こえませんでしたので…)
    灯籠の柔らかな灯りも、風情があってよろしゅうございますな…私が見た際は、沢山の竹筒を斜めに切って、その中で蝋燭に火を灯した灯籠を、石段の両側に並べておりました。竹筒の中で蝋燭の炎がゆらゆら揺れていて、幻想的で とても美しい光景にございました。
    それにつけましても夜の山城で、加賀様が迷子になったり、怪我をなさらなくて よろしゅうございましたワ。
    それではまたの武録の更新を、楽しみにお待ち申し上げております。時節柄御身体ご自愛下さいませ。
    ご機嫌よう

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