十吾、秋を迎える

日記

十吾で御座る

 

 

皆様、ご存知か

本日八月八日立秋(りっしゅう)
夏から秋へと向かう日であり、

即ち、暦では今日から秋で御座る!

…いやしかし、名古屋城では夏祭りの真っ只中

 

何よりこの暑さ、全くもって夏の陽気

 

 

故に此度は、
夏と秋の境に相応しき句を詠んで参りまする

 

一、

秋に立つ
溽暑に足を
掴まれて

立秋に、秋となるかと思いきや、茹だる暑さの前には夏の姿がはっきりと見えまするな…

 

 

二、
この残暑
流してくれと
水に乞う

盆踊り大会のくらうどふぁんでんぐにて、皆様から頂きました水

まだまだ続きそうな夏の暑さから、少しでも秋に近づくべく、皆様からの水によって涼を感じておりまする

 

三、
秋来たと
伝令に来よ
飛蝗たち

秋の季語 “飛蝗(ばった)”

 

名古屋城の草木にもあるかと思いきや、跳ぶ姿はどこにもなし

 

さては、まだ秋でないと思うているから出てこないので御座るか?

 

しからば、秋になったと思うた頃には必ず出て参れ!待っておるぞ!

 

 

四、
もう夏は
去ったと申すか
鬼灯よ

名城公園の花園に、赤く染まった鬼灯と、青い鬼灯が並んでおりました

鬼灯が紅くなって参ったら、それが秋と云えるので御座ろうか?

 

ちなみに、鬼灯の花言葉の一つに、「偽り」というのが御座いました

ということは、秋になった、というのは疑わしいことで御座るな…!

 

 

 

 

此度はこれまで!

 

拙者の句を詠んでいただき、有難う御座りました!

気に入りの句が御座ったら教えてくださりませ!

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