惣平の窓　～原とじゃがいも～

惣平の窓では、

拙者惣平が、名古屋の地下鉄籠に乗り、

たどり着いた駅の周辺や、

駅から少し離れたところを探索し、

皆様に紹介をしていきまする！

名古屋市内を制覇してみせまする！

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久々に、本編に戻って参りました！

あいさつ

皆様！こんにちはじゃ！

惣菜の惣に平で惣平でございまする！

皆様、いかようにお過ごしでございまするか？

長月になりましたが、まだまだ暑うございまするな…！

しかし、ここから台風などの影響もあり、雨が増える様子。

この雨にて夏の暑さが冷めて、

徐々に秋らしくなればようございまするな！

急な雨に備え、外に出る際は、

その日の予報をしっかりと確認するのじゃぞ！

秋といえば実りの季節！

食べるものが増え、一番腹が膨れる時期にございまする！

蘇った拙者からしてみれば今でも十分にうまいものが多く、

非常に満足しているのでございまするが、

さらにうまいものが増えるとの話を聞いておりまして、

とても楽しみにしておりまする…！

うーむ、こんな話をしていると腹が減ってきた…。

外を巡りうまいものを見つけに行きまする！

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…

…目的が変わってきてしまっておるような…？

まぁ、よいか！

此度の行き先はこちらじゃ！

原駅

此度は、

地下鉄鶴舞線「原駅」

にやって参りました！

「原駅」は以前訪れた、「平針駅」の隣の駅にございまする。

名古屋駅に徐々に近づいておりまするぞ！

まずは、駅の周辺の地図を確認いたしまする。

すぐ近くに「天白川」が流れておりまするな！

とりあえず天白川をみるために地上に出るとしましょう。

天白川

二番出口より出て、少し歩いたところに天白川が流れておりまする！

橋がかかっておりまするな。

名を「うえはらはし」というのか。

現世の橋はしっかりしておって渡るのも安心じゃのう。

向こうにも橋が見える。

こっちにも橋が見える！

どこからでも渡れる良い川。

緑がよく茂っておって、端の方に魚がおったぞ！

…捕るのはいかんで、みるので我慢じゃ…。

橋の横には立派な像が立っておりまするぞ！

これは鯉が川を泳いでおる様子じゃな！

上の方には鱗のような模様もあって、これそのものが大きな鯉にも見えるのう…。

橋でぼーっと魚みておったら、曇っておったのに急に晴れてきた！

な、なんじゃ…！？橋の上にやけに背の高い門のようなものがあるが…。

休憩場所かのう…。川を見ながら橋で休むことができるのじゃな！

この川どこまで続いておるのかのう。

また別の駅でも会うことになりそうじゃ！

中山神社

広めの地図で確認すると原駅から少し離れたところに

「中山神社」という神社があるとのこと！

よし、そこに行くとしましょう！

晴れたはいいが、非常に暑くなってきました…。

…ぬ、

原駅から南に歩いてきたが、中々見当たらないのう…。

この辺のはずなのじゃが…。

ん？やけに緑が茂っておる場所があるな…、この辺か？

こ、ここじゃ…！みつけましたぞ！

住宅街の真ん中にやけに緑茂る場所があると思うたらここは

「天白公園」という名の公園なのじゃな！

そして「中山神社」はこの上にあるのじゃな…、行きまするぞ！

これが「中山神社」…。

本殿などはなく、石の壇上に社がありまするな。

ほぼ全てが石でできておるがゆえに一つの大きな像にも見えまする。

りりしい狛犬じゃ…

ご由緒にございまする。

美濃国にある「中山神社」の分祀（ぶんし）なのでございまするな。

もともと、この辺りに祠があり、この社はいつ作られたものかはわかりませぬが、

この神社自体は、この天白公園を造る際に創建されたものとのこと。

御祭神は広国押武金日命（ひろくにおしたけかなひのみこと）で、

中山の地に山犬に乗ってやってきたという伝説があり、

山犬を「おいぬ様」と呼び神の使いとして崇めているとのこと。

犬を崇めるとは良い神社でございまするな！

一度、美濃国の「中山神社」にも行きとうございまする！

天白公園

登ってきた道と反対側の方へ下っていくと、

天白公園がございました。

天白公園にあった池。

名がおもしろく「大根池」といいまする。

大根を抜いたら湧いてきたのかのう…。

広い！

天白公園は誠広く、大勢で外で遊んだり、茶会をするには良き場所でございまするぞ！

端っこで畑を耕してもよし！…だめか…？

それにてしもよく歩きました…。

腹が限界じゃ…、腹と背中がくっついて祝言を挙げてしまう…。

どこかに食いもん屋はないか…。

食の時間

原駅に戻り、二番出口の近くに

「こーひーしょっぷ　まいるど」

を見つけました。

う、うまそうな匂いがいたしまする…！

ここに決定じゃ！

拙者、品書き見るの好きじゃな。

どれもうまそうじゃ…！

「しすこあべにゅー」とはなんじゃ…？

ほー、こういった軽食もあるのじゃな。

厚切りのぱんが誠にうまそうじゃ…。

悩んでばかりもおれん…！

腹も限界じゃ…！

一番気になったところで「しすこあべにゅー」（七百五十円）をお願いいたしまする！

これが「しすこあべにゅー」…！

ぱんに、

肉草鞋（にくわらじ）、

薄切り肉に、

色とりどりの野菜に、

あれは、丸々一個のじゃがいもか…？

ともかくうまそうじゃ！さっそくパンから…

はぁっ！！

ぱんの中からたっぷりの乳塊が…！

あつあつで、乳塊がしみ込んでおって…うまい…。

肉草鞋もしっかりと肉の味が感じられてすきっ腹に染みていきまする…。

そして、肉の油と、たれをぱんにふくませて一口…。

幸せじゃ…。今拙者は尾張一の幸せ者でございまする…。

そして、じゃがいも…。

日記帳にじゃがいものことを書いてから食べる機会が増えておる気がいたしまする…。

言霊のようなものなのかのう。

「じゃがいものような男」になりたいのであって

「じゃがいも」を食べたいわけではないのだが…。

しかし、それはそれ！

このじゃがいも、ほくほくとしていてうまい！

そして何より腹に溜まる！

腹いっぱい、大満足じゃ…！

しっかりと量があるゆえに、一皿で満足できる一品となっておりまするぞ！

ぜひ、皆様も食べてみてくだされ！

もーにんぐもやっとるぞ！

こっちも量がありそうじゃ…！

もーにんぐは八時から十一時まで！

毎週土曜日が定休日じゃ！

住所

愛知県名古屋市天白区原一丁目 二〇三 エスタシオン一階

小さい角

皆様、最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。

小さい角（※つのでも可）でございまする。

ここは、拙者が現世にて学んだことで役立つかもしれないことを、

皆様にお伝えする場でございまする。

今回お伝えするのはこちら、

「助肉」

皆様、読み方は分かりまするか？

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答えは「ばらにく」でございまする。

そもそも「助肉」がどこの肉か知っておりまするか？

実は「あばら」の肉なのでございまする！

「あばら骨」は別名、「肋骨」。

ゆえに「あばら」の肉を漢字で書くと「助肉」なのでございまする！

「太助肉」「ふとばらにく」………太助も…食べればうまいやもしれませぬな…。

小さき角（門）では小さき福が助肉の買い出しに！

皆様に良きことがありますように！

それでは、これにて失礼いたしまする。

陣笠隊惣平