二百と三日目の尾張自慢
みなさま、おはようござりまする。
陣笠隊のなつでございます。
「尾張自慢」二百と三日目でござりまする。
此度ご覧いただきまするは、今はなき多聞櫓でござりまする。
多聞櫓(たもんやぐら)
昭和の戦災で焼失するまで、名古屋城の本丸は多聞櫓で囲われておりました。
それ故に、隅櫓にはその名残りを見ることができまする。
それがこちら!
と申しても、初めてご覧になる方に何のことやらかと思いまする。
故にこれをご覧くださりませ!
中央から左側(黄色で示した方)に多聞櫓があり、右側(赤色で示した方)にはござりませぬ。
斯様に色をつけてみると顕著に分かるのが窓の数でござりまする。
黄色の反対側はどうなっておるのかと申しますると・・・
明らかに違いが見られまするの。
そして窓以外の違いは破風(はふ)でござりまする。
多聞櫓が無い方には破風がござりまするが、多聞櫓がある方には破風が設けられておりませぬ。
今は実物を見ることのできない多聞櫓でござりまするが、現存するものを見ることで多聞櫓を見ることが出来るのでござりまする。
あまり写し絵で取り上げられることのないこの空間も見てみてくださりませの。
なつ
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コメント
なつさん、お早うございます。
明け方は大分冷えてきましたが、日が上って爽やかな相模です。
説明を読む前に写し絵を見て、左側が随分とスッキリしていると思いましたが、お話を聞いて納得いたしました。
違和感があると言うことは其処に在ったはずのものが無くなっているのかもしれない…これもまた歴史の楽しみ方かもしれませんね。
では、今日も元気に参りましょう!
なつさん
おはようございます🙇
本日も尾張自慢
ありがとうございます♪
多聞櫓
今日の説明書きも
とても分かりやすいです(*^^*)
在った方角には窓も少なく
破風もないんですね。
今ある櫓だけがあると
思ってなきゃしまいますが
石垣がせり出てる所には
櫓が健在してたと
想像してみるのも良いですね♪
なつさん
なるほどー!
たしかにあるものから今は無き多聞櫓を見ることが出来るのですね。それに気づくかどうかでまた面白さが増します。
以前の尾張自慢でも櫓の扉についてなつさんがお話して下さいましたが、窓や破風に注目することも大事なんですね。
今の姿だけでなく全体を想像すると見えていなかったものが見えてくる。浪漫ですね〜!