この日記帳では、拙者足軽の惣平が、
武将様のような立派なもののふになるべく、
武将様の逸話や名言、「生き様」を皆様に紹介し、
拙者自身も学んでゆき、少しずつ成長する様子を書き記していきまする。
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少しずつ成長しておるはず…?
あいさつ
皆様!
拙者、惣菜の惣に平で惣平でございまする!
最近は晴れ間も続き、まさに夏の暑さでございまする。
暑いときにはしっかりと水をとる必要がありまする。
しかし、水だけでは体力が持ちませぬ…!
荷物に梅干しや味噌を忍ばせて、しっかりと塩を取り、
倒れぬように注意されたし!
晴れの話ばかりしておりまするが、
実は梅雨明けはしておらず、明けるのはもう少し先になるとの予報。
再び雨が続くやもしれません。
その日の天気をしっかりと確認してから外に出るのが吉ですぞ!
此度は、豊臣秀吉様に学びまする!
此度は戦国一の出世頭、
豊臣秀吉様の逸話から学んでいきまする!
秀吉様といえば、元々は拙者と同じ農民の出自であらせられましたが、
人並外れた発想と、頭の良さにて織田信長様の元で頭角を現し、
みるみるうちに出世をし、最後には天下人まで上り詰められたお方でございまする!
秀吉様の凄さは、誰もが認める能力の高さもありまするが、
それ以上に、主君である信長様に認められ、竹中半兵衛様や黒田官兵衛様、
加藤清正様や、福島正則様など誠に多くの方々に、慕われるその人柄だと思いまする。
他者に認められ、自身の能力を発揮するにも、
まずは顔を覚えてもらう必要がござりまする。
そのために、秀吉様はその発想力にて、
他の方には思いもつかないようなことをなされるのでございまする…!
秀吉様、厠に隠れる!
これは、秀吉様が信長様の草履取りとして仕え始めた頃の話でございまする。
この頃の秀吉様、まだ他の者たちには顔も名前も知られていないような状況でござりました。
そこで秀吉様は自分の顔と名前を覚えてもらうために、
なんと、小姓の厠の下に隠れたのでございまする!
当時の厠は汲み取り式で、地面に穴が掘ってあり、そこに隠れることができました。
厠で小姓が小便をすると、当然秀吉様にかかりまする。
そこで秀吉様は
「小便をかけるのは何者だ!」
とおっしゃられるのでございまする。
突然下から声がするので、相手は相当驚き
「そこにいるとは知らなかった!」
と言うと、秀吉様は
「ご存じなくてごもっとも、お気にかけられるな。」
と返答をされたのでござりまする。
相手はあまりの驚きと衝撃にて顔と名前を忘れられなくなり、
さらに、その後の返答にて「物わかりのいい者」として、
皆様が秀吉様を覚えられていったのでございまする!
流石秀吉様でございまする…。
その発想力もさることながら、
凡人では思いついても実行することができませぬ…。
秀吉様が行うことは驚きと、人を惹きつける魅力がございまする…!
拙者も挑戦!
拙者もより多くのものに顔を覚えてもらうために、
衝撃的な声掛けに挑戦じゃ!
…とは言ったものの、今の厠では隠れることができる穴もなし…。
どこか人に見つからず、かつ声をかけた時に驚いてもらえるような場所はないものか…。
…!
ここじゃ!
この石垣の上ならば、見つからないうえに、
下を通る者に声をかければ驚くはず!
よしさっそく上に登って…、
後は人が来るのを待つのみじゃ…。
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小さい角
皆様、最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
小さい角(※つのでも可)でございまする。
ここは、拙者が現世にて学んだことで役立つかもしれないことを皆様にお伝えする場でございまする。
今回お伝えするのはこちら、
「小父さん」
皆様、読み方は分かりまするか?
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答えは「おじさん」でございまする。
この「小父さん」は、両親の兄弟の「叔父さん」や「伯父さん」とは違い、
近所のおじさんのことでございまする。
近所のおじさんも小さいとはいえ父だったとは驚きでございまする…!
小さき角(門)には小さき福が溜まっておりまする…!皆様に良きことがありますように!
それでは、これにて失礼いたしまする。
陣笠隊惣平
コメント
惣平さん、こんばんは。
もう間違えたりしません、惣平さん!笑
秀吉様、草鞋のお話は有名ですが、厠に隠れるとは、ちょっと常軌を逸した作戦ですね…
衝撃的な声掛け…とんでもない人に声を掛ける前に失敗に終わって良かったです。笑
おじさんぽいなぁと思いましたが、やはりおじさん。でも、その様な意味だとは知りませんでした。勉強になりました!
今日も暑かったので、惣平さんもお体大切になさってくださいね。
(明後日は曇っていても日焼け止めはお忘れなく…)
惣平さんこんにちは。秀吉さまは行動力ある方ですよね。出世するには大変なんですね。
おじさん、、たしかにまえは お父さんのように叱ったり どうだ?と声をかけてくれた 知らないおじさんっていたけど、いまは知らない人には警戒せよ みたいになって そういう小さい父さん居なくなった気がしますね。たしかに怒鳴り散らしたり勝手な年配の人には 反感するけど、時にはいてもらいたいなと思います。変かな。陣笠隊のおじさんたちには声をかけられるのは歓迎です。笑
惣平さん、お早うございます♪
そろそろ石垣の下から出てこられました(笑)?
隠れられたとしても厠は駄目ですよ。現世ではSNSなるものでたちまち違う方向で顔が知られてしまいますからね(笑)
秀吉様の凄いところは発想力と行動力の両方が優れておられる点ですね。更には能力主義の信長様がおられたという運もありましょうか。
正になるべくして天下人になられたお方と思いまする。
『小父さん』読めましたし意味も知っておりましたが、『父』の字が使われているということに改めて気が付きました!
昔は年長の方を尊敬し、親しんでいたのでしょうね。
逆に言えば尊敬に足る年長者が多かったということにもなりましょうか。
オバサンではなく小母さんにならねばと思う姥でありました。
惣平さん、おつかれ様でございます。
いやはや、人々の肝をつぶす秀吉様の厠作戦、、、その後出世できて本当に良かったですねー!
そこまでして出世できなんだら、ただの黒歴史ですもんねー。
そして惣平さんは石垣の上で待ち伏せを試みてましたが、その後どなたか通られましたでしょうか?(笑)
惣平さん
おはようございます。
今回生き様を学ばれる武将様は
秀吉様なのですね!
秀吉様は惣平さんと同じ農民の出で、
天下人まで昇りつめたお方です。
惣平さんも何かしらの才を発揮されて
天下人を目指してみては!