新太閤記 〜名古屋の秋〜

名古屋紹介

皆の衆!
こんばんはじゃ!

豊臣秀吉である!

此度は少しばかり短い日記帳となってしまう故、許してちょ。

師走となり、長く続いた暑い日も終わりを迎えて急に寒くなった。
そしてそれを待っていたかのように遅れて多くの場所にある木々たちが色づき始めたわな。

我ら、名古屋おもてなし武将隊が拠点としておる名古屋城もそうじゃ。
二の丸庭園は今じゃこの紅葉を待っていたかのように多くの客人が訪れておる。

赤く色づくものもあれば、黄色く色づいておるものもある。
黄色のものは銀杏の木であるわな。

銀杏の木は実は燃えにくく、古来より城や大通りに植えられることが多いのじゃ。
これは火災により多くの被害を出さぬように、という我らの考え。

神社や寺にも銀杏の木が植えられておるのもその理由の一つじゃ。

じゃがな、銀杏の木には雄と雌が存在しておる。
実を付けるのが雌、実を付けないのが雄。

本来であれば大通りなどに植えられる銀杏の木は雄が多いのじゃが、
現世に植えられておるものは雌の木が多くなっておる。

これは何故か。

実は植える際にそこまでの剪定をしておらんからなのじゃわ。
今じゃ雄と雌を見極める者も少なくなってきておると聞く。

じゃが、実が地面に落ちて、それが潰れて匂いがしているのも、
秋や冬の季節になったなと思う瞬間でもあるわな。

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