皆の者、息災か。
名古屋おもてなし武将隊、加藤清正である。
此れよりは、繭玉本虎鏡の時間じゃ!
清正茶論、四杯目
さて、来週金曜日は待ちに待った清正茶論四杯目!
二杯目、三杯目と続いて「平家物語」について語って参ってきた我が清正茶論。
此度で一応の完結としたいと思う。
完結篇と申すならば、やはりそれに見合った大作とせねばならんわな。
一体どのような内容で締めるべきか。
儂は悩みに悩んだ。
此度の題目
そんな思いで平家物語を繰っておったところ、改めてある魅力に気がついた。
それは軍記物語には珍しく、百首もの和歌がのせられておる事。
此れにより平家物語は只の勇壮な軍記譚に留まらず、格調高き文学となっている。
此の和歌一つ一つを読み解いていけば、登場人物の心理描写が少ないと言われる平家物語の印象になにがしか変化を与えられるのではないか。
そんな事を考えたのじゃ。
以前の儂は和歌に対する造詣も深くなく、上に言われる印象を鵜呑みにしておった。
しかしながら四百年前より蘇り以前より和歌に親しんだ結果、物語内で詠まれる和歌の確かな意味に気づく事が出来るようになった。
此れはまことに新たな発見であった。
平家物語を起こった出来事のみならず、その場その場の感情、余韻などの細部も感じる事が出来るようになったのじゃ。
さながら白黒の絵巻物が極彩色になったが如し。
昨今出版されている平家物語は、和歌の記載を省く、或いは説明を省かれているものが多く見られる。
此れは非常に勿体無い限りである。
和歌から読み解く平家物語
此れを踏まえ、我が清正茶論の集大成の題目は定まった。
すなわち「和歌から読み解く平家物語」。
物語全体のあらすじをざっと辿り、折々登場人物がどのように感じたいたのかを和歌をよすがに読み解いていこう。
此れさえ観れば、平家物語の全体概要と要点、凝縮された魅力を味わえる回と致すつもりじゃ。
儂が知る限り、先行研究では斯様な題目は取り扱っておらぬ。
我が試みが何処まで成功するかは分からぬが、新たな挑戦となる事必至である。
我が新たな戦いと此の結末を、刮目せよ!
加藤清正
コメント
☆★** 殿さま江 **★☆
毎日御務め御疲れさまです!
昨日は真夏のような青空に雲が浮かび
清々しい一日でしたねー♡(ӦvӦ。)
大為事が無事終了してホッと月見しました
昨日は久々の名古屋城での演武で
御障りありませんかー?
どうか今日も明日も御元気で◎
ゆく人も あまのとわたる 心ちして
雲の波路に 月を見るかな
清正様、お早うございます。
九州では大分台風の影響が出ているようですが、熊本始め皆様のご無事をお祈りしております。
いよいよ清正茶論の開催日が近付きましたね。
題目も決まって、これまで清正様が手解きして下さった平家物語と和歌の世界の融合!正に清正様ならではの内容ではありますまいか。
ですが、始まる前からお時間が足りないような(苦笑)
お纏めに苦労されている最中かと存じますが、楽しみに、楽しみに、楽しみに待っております。
清正様、おはようございます。
「繭玉本虎鏡」の更新ありがとうございます。
清正茶論四杯目まであと四日ですね!
「和歌から読み解く平家物語」…清正様がどのようにアプローチするのか気になっていたので、此方で教えてくださりとても嬉しいです。
清正様の、清正茶論四杯目への熱き想いも伝わってきました!!
清正様が以前より和歌に親しむことで、「白黒の絵巻物が極彩色となった」(この表現、分かりやすいし素敵…)かのような平家物語の世界。
清正茶論で色々なお話が聴けるのを楽しみにしています!
清正様
おはようございます。
清正茶論四杯目オンライン観覧券、
購入しました。
平家物語(軍記物語)にも
和歌が掲載されているのですね。
知りませんでした。
それだけ和歌が
当時当たり前のように
詠まれていたのかもしれませんね。
清正様のお話を聴くと
新しい発見を知ることができて楽しいです。
清正さま
週末の清正茶論楽しみにしています。
「和歌から読みとく平家物語」とても興味深いですね。
昨今出版されている「平家物語」に、和歌の記載が省略されているとは知りませんでした。
今まで知らなかった事を沢山知ることができて嬉しいです。
ありがとうございます。
お忙しいと思いますが、季節の変わり目なので体調にお気をつけください。
清正様ーーーーーー!和歌から読み解く平家物語とてもとてもとーーーーーっっっっても楽しみです(^_^)
先行研究での取り扱いが無く、清正様の新たな挑戦…!成功をお祈り申し上げるとともに存分に清正様のお力を発揮できますようにと心から応援しております!!
どんなお話しがあるのかなあとワクワクです!今の私はこのワクワクの気持ちを原動力に生きています(^o^)笑
お身体にはお気をつけて、画面越しですがお会いできることを楽しみにしております*\(^o^)/*