【第四回・将軍直伝の寺子屋】〜戦国の色恋(後編)〜

日記
【第四回・将軍直伝の寺子屋〜戦国の色恋(後編)〜】

コロナなる流行病にて遠方にはいけなくなった

定期的に江戸(渋谷・道玄坂)にて開催しておった「schoo」なる学び舎での講義も叶わぬ

さりながら、伝えたきことは依然あり、伝える法はどれだけでもある現世

ではこの際形を変えて皆には復習を兼ねて振り返り講義を届け、

流行病収束の暁には、皆がよりわかった状況で講義が受けられるよう

ここに記して参る

叶えば連続十二講座をまとめて参るでな、しっかと愉しむがよい

講義(後編)

 

もくじ

 

 

此度は、四から六を説明して参ろうぞ!

 

続きが気になってしかたありません!

将軍さま!

 

 

 

早く続きを!

 

早く!

皆々、急かすでない。

では、進めて参る!!

 

 

四、戦国武将の恋愛譚

戦国武将の恋愛譚
“譚”というのは”お話”という意味じゃ
戦国最強の武田信玄殿
こんな話がある…
武田信玄殿は恋文を残しておるんじゃ
恋文は現世の言葉で何と言う

ラブレター?

そうじゃな
これじゃ
弥七郎というものと不倫関係にあり
それを高坂昌信に見つかったという20代の頃の言い訳の恋文が残っておるのじゃ

大変ですね

どういうことかと説明致すと
一、弥七郎にたびたび言い寄ったんだが腹が痛いと言うことで相手にされとらん。
これは偽りではない。
ニ、弥七郎を寝床に誘ったんじゃが寝させたことはない。以前にもそのようなことはない。
まして昼夜弥七郎とそのようなことに及んではないし、今夜もその予定はない、
三、別して、知人ということで色々走り回ればかえって疑いを受け、それは迷惑である。
この条々、もし偽りであれば、当国一、ニ、三大明神富士、白山、、全ての明神に対し嘘であれば全ての罰を受けると
要は
3つこういう風に言っておるんじゃ
一、断られたからしてない
二、今夜もするはずがない
三、すべての神仏に誓う

アウトじゃん

誘った時点でアウトな気がします。

戦国最強の武田信玄殿もこういったことがあったんじゃな

信玄殿。。

五、愛の指南書

愛の指南書というのがある。
これは松永久秀と言う大悪党がおったんじゃな
この大悪党が性に対し異常に執着があったわけなんじゃ
性を研究 指南書をもとに探求しておったんじゃな
曲直瀬道三という戦国一の医者がおった
三英傑の専門医でもあったんじゃな
この者が黄素妙論というのを書いたんじゃ

三英傑の専門医。。

凄い人ね。。

どのようなことが書いてあるんですか?

大まかに言って二つのことが書いてある
長寿の秘訣は飲食の管理と男女の交合。
この二つを気をつければ長生きできると書いてある。
飲食のことはほとんど書いておらん。。
書いておるのは男女の交合の話なんじゃな。。
!!
ゆえに医学的にこれを解いて思ったんじゃな
それを読んでおったのがこの松永久秀じゃ

知識として面白いです!

 

家康様、、言いにくいお話を私達の為にありがとうございます!

 

 

六、戦国性豪伝説

 

六、戦国性豪伝説 というのがある
薄田兼相殿、、聞いたことあるか?

ないです。

この者は豊臣秀吉殿の馬廻り衆、、
現世の言葉で言えば出世街道の入り口登竜門エリートコース
ゆえに後の成功を約束されておるようなものじゃな
このように相撲を致せば1度も負けたことのないほど強いんじゃ
そして1度群を動かせば誰よりも鮮やか
こういった薄田兼相は幼少期から剣術を致しており、
免許皆伝、要は先生から教える事はもう何もござらんと言う位まで一級品の腕前を持っておったわけなんじゃ
そして最後の最後の戦大坂の陣にてようやく活躍することになるんじゃが橙(だいだい)武者に
だいだいと言えば柑橘、、果物じゃろ
橙色が1番映える場所というのが餅の上じゃ
要は正月飾りに映えるもの、、
餅の上に乗っておる正月飾りのようにお飾りな武将じゃよということじゃ
幼少の頃から抜群に腕がよく、免許皆伝も持っておるんじゃが
実は豊臣秀吉殿の家臣の頃は戦がほとんどなく披露することができなかった
いざいざ大坂の陣にてその活躍が見られるか!と思いきや!
実力を発揮する時が参った!と
結果はいかに!
敗北!!!
驚愕の理由が!!!
何故じゃと思う?700人も家臣を連れておったんじゃ
あっさり負けてしまったんじゃ

 

えーなんでしょう

気になる。気になる。

まさかの、遊郭!!!
戦の直前までおったんじゃぞ?

ええええええええええええええええええええ

 

えええええええええええええええええ

いざ戦いの時が来たら

おらんくなったのじゃ!!
強かったんじゃぞ。。。
エリートだったんじゃぞ。。。

いやいやいや、戦ってくださいよ

どんなオチよ。。。

 

 

 

 

 

以上、戦国の色恋〜後編〜であった!!

家康

 

コメント

  1. 相州姥桜 より:

    将軍様
    恋話というものはいつの時代にも興味をそそるものでございますねぇ。
    後編、益々楽しく、心なしか将軍様のお口も軽やかで(笑)
    側室の数では秀吉様か、家康様か、だったかと思いますが、長寿の家康様は食にも薬にも気を配っておられましたものね。

    引続きのご講義を心待にしております。

  2. 香織 より:

    戦国時代の色恋は大変な感じがしますね(;〃’ω’〃)読んでると信玄様とか何かに優れた方達にも色恋のそんな一面があったりするんだなぁて想いましたけど、、信玄様の文章はすごい一生懸命に「違うからーっ」ていうのを伝えようとしてる感じが伝わりますし((〃´ω`〃))
    今から戦という時に遊郭に行っちゃうとかも何で今なのっていう感じとか、なんでしょう、、すごい人も完璧過ぎないから良いのかも?て想います(〃´ω`〃)

  3. 結月 里洋 より:

    恋愛は、色々な形があるけど変わらない事もありますね!!

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