二百と五日目の尾張自慢
みなさま、おはようござりまする。
陣笠隊のなつでございます。
「尾張自慢」二百と五日目でござりまする。
此度ご覧いただきまするは、味方には足元、敵方には頭上になる場所でござりまする。
味方には足元、敵方には頭上
謎々のようになりましたが、お分かりになる方はいらっしゃいまするかの？
これがわかる方は城郭や戦に明るい方かと存じまする。
答えは、石畳でござりまする。
この石畳は名古屋城を洒落たものにするためのものではござりませぬ。
では何かと申しますると、これも敵からの攻撃に備えたものでござりまする。
武田軍が得意とした「土竜攻め(もぐらぜめ)」を阻止するための設備なのでござりまする。
土竜攻めは地中を掘り進んで城内敵軍に侵入する戦法でござりまする。
攻撃にも防御にも長けた名古屋城の足元も見ながら巡ってくださりませの。
なつ
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コメント
なつさん、今晩は。
故あって奥州に来ております。
予報に反して雨に遭わずホットしております。
名古屋城の石畳はお洒落目的に非ず(笑)
地面を掘って侵入するなんてスパイか伝説の大泥棒かのようなことが戦国の世にも行われていたのですね。
足元にも浪漫、なるほどです。
では、明日も元気に参りましょう！
なつさん
以前は全面には張ってなかったこの石畳。土竜攻めのお話は慶次様の城ツアーで聞いたことがあったので、ここの工事が始まった時には「おお！土竜攻めに備えてる！」と興奮したものです(笑)
次男はこの石畳を一個ずつ飛び跳ねて進むのが好きです(笑)
名古屋城の門は鉄製だし地面には石畳だし、まさに鉄壁の守りだったのですね。