惣平の窓から　～黒い雷神まきの巻～

この日記帳は、

名古屋を主軸に、拙者が現世にて気になったものを皆様に紹介をして参りまする！

現世の良きものを皆様にお伝えしていきまするぞ！

あいさつ

皆様！

惣菜の惣に平で惣平にございまする！

二月の十八日に生誕日を迎えもうした！

これで、拙者は四七六歳にございまする…！

桁が大きすぎて今一つよくわかりませんが、

現世に蘇り再び歳を重ねられることが嬉しゅうございまする！

蘇る前は生誕日を祝う習慣がなかったが、

皆様から祝いのお言葉をかけていただき誠にありがとうございまする。

せっかく現世に蘇ったのだから、今できることを存分に楽しんで参ろうと思いまする！

まずは、今年の抱負である

「日本食覇」

これを、念頭にうまい物をたらふく食べて参ろうぞ！

そんな拙者が送る四七六歳最初の名物はこれじゃ…！

「黒い雷神」マントに身を包み降臨…！！！

お亀堂が誇る「もっちりあん巻き」に「黒い雷神」を巻いた神をも恐れぬ大名物…

「ブラックサンダーあん巻き」

にございまするー！！！

その商品がこちら！どん！

ちゅーことで、手に入れ申した…！

「ブラックサンダーあん巻き」！

以前、「しょうるーむ」で視聴しとった者にこれの存在を教えてもらい、

それ以来、ずっと気になって夜も眠れず昼寝をした一品がこれじゃ！

まずは、「もっちりあん巻き」の説明をば少し行って参りまする！

「もっちりあん巻き」とは、

豊橋を中心に、東三河の老舗「お亀堂」様が作っておる和菓子のことにございまする。

愛知県産の小麦「きぬあかり」を使用したもっちりとした皮であんこを包んだ一品…。

もっちりとした皮とあんこの組み合わせは正に絶品！

腹にもしっかりとたまり、甘い物で小腹を満たしたい時には持って来いにございまする！

…そんな、老舗が作る和菓子を黒い稲妻が攻めまする…！

な、な、な、なんと…！

もっちりとした皮であんこを包むのではなく…

「ブラックサンダー」なる菓子を包んだのが「ブラックサンダーあん巻き」にございまする…！

「ブラックサンダー」とは、

「有楽製菓」の「豊橋工場」の足軽が開発したチョコレイト菓子にございまする！

ざくざくとした触感と、期待を裏切らないチョコのうまさ！

これも正に日ノ本の名物と言えましょう！

しかし、今でこそ全国区で名を響かせる銘菓であるが、

そこに至るまでの道のりは長いものにござった…。

…詳しい話は自身にて調べてみてちょ。

前置きが長くなりましたが、

「伝統的な和菓子」と「駄菓子を代表する一品」が出会うという、

正に異色の合わせ技にござる！

普通ならば思いもつかぬようなこの一品、一体どのような味なのか…！

いざ、実食にございまする…！

ふむふむ、立派な肩書をたずさえとりまするな…！

おぉ…！

雷神の焼き印が入った「あん巻き」が四つも並んでおりまする…。

まずは一つ…

掴んだ感触は普通の「あん巻き」同様、少ししっとりとして、ふわふわとしておるな…！

そして、中はこのような様子…！

ぎっしりと「黒い雷神」が詰まってこっちを睨みつけておるわ…！

負けてられるか！

食ってやる…！

…

…

…

…こ、これは…！

まるで雷に打たれたかのような衝撃…！

一口目、フワっとした食感を超えたらばすぐにザクッとした衝撃…！

そして噛むたびに口の中が雷注意報にございまする…！

正にしびれるようなうまさ！

「あん巻き」の持つ優しい甘さと焼けた皮の和菓子特有の香ばしさが、チョコレイトに誠に合う！

ふわふわとした食感とザクザクとした力強い食感の両方を楽しむことができ、

和菓子と洋菓子のうまさが見事に融合しておりまする！

うまい！

あん巻きの皮のマントをひるがえす雷神の姿がはっきりと見ることができもうした。

正に「黒い雷神のマント芸」にございまする…。

…？

…まーよいわ、次々…！

二つ目

三つ目

四つ目

しまいじゃー！

いや、ごちそうさまにございました。

四つも食べればしっかりと腹も膨れ大満足にございまする…！

普通の「あん巻き」もうまいが、こういった変わり種も誠にうまい！

ぜひ、皆様も食べて下さりませー！

小さい角

皆様、最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。

小さい角（※つのでも可）でございまする。

ここは、拙者が現世にて学んだことで役立つかもしれないことを、

皆様にお伝えする場にございまする。

最初にお伝えするのはこちら、

「徐に」

皆様、読み方は分かりまするか？

…

…

…

…

…

…

…

…

…

…

答えは「おもむろに」にございまする。

・落ち着いて、ゆっくりと行動する様

にございまする！

いかがでしたが？

読める、読めないよりも、意味の方で間違えて覚えてるものはおりませぬか？

何やら、日ノ本の半分ほどの者達が

・とっさに、不意に

などの意味と勘違いをしておるとのこと！

そういった間違えて覚えてしまった言葉というのは意外と多いものにございまする！

調べてみると面白い発見がございまするぞ！

小さい角（門）におる小さい福たちが「徐に」立ち上がりましたぞ！

皆様に良きことがありますように！

それでは、これにて失礼いたしまする。

陣笠隊惣平