尾張自慢「三百と四十七日目」

日記

三百と四十七日目の尾張自慢

みなさま、おはようござりまする。

陣笠隊のなつでございます。

「尾張自慢」三百と四十七日目でござりまする。

此度ご覧いただきまするは、修復中の場所でござりまする。

長き月日をかけて

先日、名古屋城にお越しになった幾人かのお客人に同じ質問をいただきましたが故、日記帳にも記しておきまするの。

それは、「石垣の修復をしてるって書いてあったけど、それはどこから見られるのか?」というものでござりました。

実は、以前に石垣の修復をしており、その石材が堀の中にあるということをご紹介したことはござりました。

しかし「どこから見られるか」というのは記したことがござりませなんだ故、これを機に知っておただければと思いまする。

石垣の修復を行なっておるのは「本丸搦手馬出(ほんまるからめてうまだし)」の周辺でござりまする。

修復中の場所を一番よく見られるのは、二之丸の「南蛮練塀(なんばんねりべい)」から!

その様子がこちら!

実は2003年から修復を行なっておられるとのことでござりまする。

石垣の下の部分に膨らみが生じたことが修復のきっかけとなったそうな。

石垣は石だけではなく、中には土が使われておるため、年月の経過により雨水などが入り込む事で中にある土が表面の石を押し出してしまうという現象が起こるのでござりまする。

しかしながらここは2000㎡というとても広い範囲の修復である事もあり、特別史跡でもあるために慎重に丁寧に修復が進められておりまする。

堀の中で作業をしておられる方がおられまするが故、どれだけの広さであるのか、それだけ石垣が高く積まれておるのかというのがお分かりいただけるかと存じまする。

石材も一つ一つ、「どこに」「どの向きで」「どんな角度で」積まれていたのかということが記録されておるのでござりまする。

それを思うと、膨大な時間がかかるということが想像できまするの。

斯様な作業をしてくださっておるおかげで四百年前の姿が残されておったり、記録が残っておったり致しまする。

みなさまも、多くの方が長い年月をかけて守っておられるこの修復中の石垣にも注目してみて下さりませの。

この地図を手がかりに名古屋城にお越しの際は見てみて下さりませ!

なつ

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コメント

  1. ひよどり より:

    なつさん
    おはようございます(^_^)
    本日も尾張自慢
    ありがとうございます♪

    堀の中に石材が置いてあるのは
    知ってましたが実際何処で
    作業されてるのか
    気になってました。
    大分前から手掛けてらっしゃる
    のですね(・o・)
    こつこつ丁寧に時間をかけ
    丈夫な石垣が積まれるんですね。

    今日は五人陣形でのご出陣。
    天気が心配ですが
    お身体冷やされませんように☆

  2. 相州姥桜 より:

    なつさん、おはようございます。
    生憎の雨ですね。相模も夜半から降り続いておりますが、そろそろ明るくなってきたような。

    長い年月をかけて在るものをそのままに次の世代へ遺してゆくことの大変さ、大切さを改めて感じました。
    天守閣にばかり気を取られてしまいがちですが、積まれた石の一つ一つが歴史なのですね。

    では、今日も元気に参りましょう!

  3. おかん53 より:

    なつさん

    こんにちは!

    いつも元気と笑顔と幸せ、そして写し絵をありがとうございます!

    数年前、学校から見学に行った際、ボランティアガイドの方から、

    石垣の修復工事の事をいろいろ、お聞きした事を思い出しました。

    御堀にごろんと置かれている石垣も一つ一つ、

    場所等が記されているのだという事等を聞いて驚きましたね!

    お城は其の地の御宝ですからね!

    今日という日にありがとう!!

  4. より:

    なつさん

    長い間石垣の修復作業が続いてますね。堀の中の石はここの修復作業のものだったんですねー。ずっと置いてあるからどうなってるんだろうと思ってました。
    堀の所にも「2003年から石垣の修復が」って看板があるけど一体どこでやってるんだろ?って思ってました。
    そうかぁ。あれは石垣の修復作業だったんですね。長いこと工事してるなぁなんて思ってました(阿保)
    こんな巨石の壁を相手に…ヒエェ〜…。気が遠くなるような作業ですね。。。

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