みなさま、こんにちは。
陣笠隊のなつでございます。
此度は「名古屋で体験といえばこれ!」という有松絞りをご紹介致しまする。
有松
有松は名古屋市緑区にある地でござりまする。
「重要伝統的建造物群保存地区」というものにも指定されておりまする。江戸時代の街並みを今でもご覧いただくことができるのでござりまするよ。
旧東海道の池鯉鮒宿(ちりゅうのしゅく)と鳴海宿(なるみしゅく)の間にある集落で、絞り染めの産地として有名になったのでござりまする。
現世でも伝統工芸として受け継がれておりまする!!
有松絞り
有松の絞り染めは全国的に有名となり、旅で有松を通る人は絞りの手拭いや浴衣を買って行ったのでござりまする。
尾張藩が藩の特産品としたほどでござりまする。のちには街道一の名産品となり、浮世絵にも描かれたのでござりまする。
そんな有松絞りを体験することが出来るのでござりまするぞ!
ご存知でござりましたかの?
体験で一番多く取り入れられておるのが「雪花(せっか)絞り」というものでござりまする。
工程は「布を折る」→「板で挟む」→「染料につける」でござりまする。
簡単そうに見えるこの工程全てが重要であり、性格が見えるそうでござりまするよ。
2019年の家臣団ツアーで体験した時の写し絵を載せまするの!
体験
手拭いを染める前に布を折っておるところでござりまする。
均等に折るのは難しく、折り方も一つではなく自由に思うように折って良いとのことでござりました。
折ったら木の板に挟み、折り目が緩まぬように致しまする。
それができたら染料につけまする。
絡繰に顔を向けることを忘れるほど真剣になってしまいまする。この染料にどれほどつけるかも性格が出るそうな。
染めた色が抜けてしまわないように色止めをした後にすすぎまする。
こうした工程を経て出来上がったのがこちら!
今でも気に入って使っておる手拭いは斯様にして完成いたしました。
一度体験すると何度でもやりたくなるのが有松絞り体験でござりまする!!
「伝統的」や「工芸品」という言葉で聞くと『難しそう』という印象があるやも知れませぬが、有松絞りは誰もが楽しく体験することができまする。
名古屋に来られたら一度は体験してみてくださりませの!
※体験中の写真は全て2019年のものでござりまする。
行き方
名鉄名古屋本線「有松」駅 徒歩5分
最後に
流行り病の影響もあり体験ができるところが限られておりまする。体験には予約が必要でござりまする故、予約前に体験ができるかどうかは体験に行かれる場所にお問い合わせくださりませの。
体験はせずともお土産物として手にしていただいてもきっと良き思い出になりまする故、有松絞りとともに尾張名古屋を楽しんでくださりませ!
なつ
過去の日記帳
昨年度
なつの日記帳一覧「 https://busho-tai-blog.jp/wordpress/?tag=なつ 」
昨年度は毎日日記帳を綴っておりましたが故、ご覧くださる方はぜひこの一覧からご覧くださりませの。
今年度
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