清正廻名雑記 仕込みの季節!

名古屋紹介

皆の者、息災か。

名古屋おもてなし武将隊、加藤清正である。

此れよりは、清正廻名雑記の時間じゃ!

 

仕込み

 

先日、金虎酒造殿のもとで仕込みの援軍に行って参った!

久方ぶりの酒仕込み、腕が鳴るわ。

 

【出陣の儂】

金虎酒造は水野殿と共に戦さ場へ向かう。

 

【昂る儂】

戦さ場では、既に酒米が蒸されておった。

此れより始まる戦に胸が高鳴る。

 

【掘る儂】

酒米を掘り、次なる戦さ場へと移送する。

米を掘る速度、一度に運ぶ量、拍子を掴む感覚が求められる高度な任務じゃ。

 

【冷ます儂】

移送した米は平らな場所に広げ、熱を放出させる。

一粒も溢さず、潰さず、熱された米に手を入れる。

手の皮の厚さに感謝した。

 

【入れる儂】

冷ました米は仕込み桶に投入し、発酵を促す。

 

【混ぜる儂】

米を桶に投入した後は攪拌させる。

麹と米を馴染ませ、最適な環境を作り出すのじゃ。

同じ長物と云えど、槍との違いに苦労した。

 

此の酒が皆に届くようになるのはいつかのう、出来上がりが楽しみである。

 

杜氏が最も飲んでみて欲しい酒

 

戦さの後は水野殿と歓談。

金虎酒造の杜氏、木村殿が最も飲んで欲しい酒の一つを見せてもらったぞ。

 

木村殿が飲んでもらいたい自慢の酒。

それは、金虎酒造殿が基本の酒「上撰」。

創業より金虎酒造殿で作り続けられ、酒造を支え続けた逸品である。

 

技術や資金を投入した「高い酒」は旨くて当たり前。

皆が求めやすい大衆酒が如何に旨いかでその酒造の価値が決まる。

木村殿の矜持が詰まったその言葉は、金虎酒造殿の品格をも顕した。

大きさは一升か一合瓶。

在庫があるかは、金虎酒造殿に直接問い合わせて欲しいとの事。

一合瓶は主に神社にて、神様に備える酒として使われておるそうじゃ。

神様も召し上がる至高の逸品。

皆も手に取ってみてちょうよ。

 

【一升瓶】(右の大瓶)

 

【一合瓶】

 

加藤清正

コメント

  1. 氷のかさね より:

    清正さま
    金虎さんの仕込み、お疲れ様でした。
    『○○と儂』シリーズが面白かったです。
    清正さまの思いのこもったお酒の仕上がり楽しみですね。
    秋も深まり、満月のハロウィンには杯を傾けたくなりました。
    ありがとうございました。

    • ようこ より:

      清正様こんばんは!
      「儂」がいっぱいの日記帳をありがとうございます。
      先日は、金虎酒造さんでの仕込み作業お疲れ様でした。

      金虎さんといえば…先週末、私はやっと「名古屋城」を買うことができました!
      なぜか購入の前後に嬉しい出来事が重なり、私にとって思い出深いお酒となりました…
      さて、明後日は十五夜ですね。
      当日は「名古屋城」を呑みながらお月見をしようと思います。

  2. あっ より:

    清正様今日もお疲れ様です!
    儂の写し絵ありがとうございます。
    また素敵なお酒が出来上がる事を楽しみに、健康を維持せねばなと思う次第でございます。
    身近である、手に取りやすいものこそ、そのものの真価が問われるものなんですね。

  3. MAHALO より:

    ☆★** 殿さま江 **★☆
    喉が渇きに渇いた今日は
    帰り道で大好きな栗焼酎に出遇えたので
    御褒美に今宵は十三夜の月を浮かべます
    今日も明日も御元気で◎

    我が心 いぶせき時は さ庭べの
    黄菊白菊 我をなぐさむ

  4. りーくん より:

    清正様
    おはようございます。

    金虎酒造さんでの仕込みのお手伝い、
    お疲れ様でございました。
    清正様がこうしてまた
    お酒造りに関わっていらっしゃる様子がわかり、
    嬉しいです。

    私はお酒があまり強くないので
    一合瓶サイズのお酒が
    市場にたくさん出回ればいいなと思います(笑)。

  5. 結月里洋(ゆづき りょう) より:

    どの様に出来るか知れて、ありがたさ増します~

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