みなさま、こんにちは。
陣笠隊のなつでございます。
此度は名古屋でできる染めもの体験をご紹介致しまする!
有松・鳴海絞り
有松・鳴海絞りは名古屋城築城の際に豊後国(現在の大分県)から伝わったとされる染めものでござりまする。
現在では国の伝統工芸品に指定されるほどの代物!!
代表的なものとしては木綿布を糸でくくり藍色に染めたもので、糸のくくり方により出る模様が変わり、最盛期には100種を超えるくくり方があったそうでござりまする。
現在でも70種ほどあるそうな!
そんな中で体験に用いられるのは「雪花絞り(せっかしぼり)」でござりまする。
布を三角に畳み、2枚の板で挟んで染めるというものでござりまする。
工程
①まずは布を三角に畳む。
②板に挟む。
③染める色と模様を決める。
④染料に浸す。
⑤染料から取り出し、余分な染料を落とす。
⑥水の中で布を広げる。
⑦水から引き上げる。
⑧乾かしたら完成!
染めたばかりの時は染料とは色が違うように感じられまするが、染料が酸化することで本来の色になるそうでござりまする。その証に、⑦と⑧を見比べると色が違うのがお分かりいただけるかと思いまする。更にこの後、ぬるま湯で洗い乾かすと本来の色に!
それがこちら!!
確と青色になっておりまする!
この色の変化を楽しむことができるのも有松・鳴海絞りの面白さでござりまする故、是非体験してみてくださりませ!!
マーブル染め
マーブル染めは有松・鳴海絞りとはまた違った染物体験でござりまする。
様々な色を用いて色鮮やかに染めていきまするぞ!
工程
①布に付けたい型を貼り付ける。(貼らずにそのまま染めても良い)
②糊の入った桶に染料を垂らす。
③染料の上に同じように重ねて垂らす。
④3、4色重ねたら、同じ工程をもう一度繰り返す。
⑤細い棒で色から色へ混ぜる。
※大きく混ぜれば大きな柄に、細かく混ぜれば細かい柄になる。
⑥好みの柄になるように混ぜたら、①の布を上から被せる。
⑦桶から引き上げ水で洗う。
⑧アイロンで熱を加えたら布に染料が完全に定着。完成!
同じように混ぜても、染料を混ぜる速度で模様が変わったり混ざり具合が変わるのがマーブル染めの醍醐味!!同じものは出来上がらぬ世界にたった一つの特別なものが完成致しまする!
同じ工程で、同じ色で行ったとしても絶対に同じものは出来上がることはない染めものは、何度でも挑戦したくなりまする。みなさまもぜひ、名古屋に来たら染めもの文化に触れてみてくださりませの!!
なつ
※此度の染めものは「オアシス21」にて開催されたものに出陣致したものでござりまする。12月開催の染めもの体験は終了しておりまする。オアシス21では染めもの体験が毎月開催されておりまする故、参加したいという方は「名古屋市公式観光情報 名古屋コンシェルジュ」に掲載される情報をお待ちくださりませの。
過去の日記帳
昨年度
なつの日記帳一覧「 https://busho-tai-blog.jp/wordpress/?tag=なつ 」
昨年度は毎日日記帳を綴っておりましたが故、ご覧くださる方はぜひこの一覧からご覧くださりませの。
今年度
伝令欄
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