又左草子~ぼんじまい~

日記

皆々、息災であるか

前田又左衛門利家である。

此度の日記帳は、

盆踊り、うちわ公開の巻じゃ!!

皆の援軍のおかげで、大成功と大盛況にて幕を閉じた武将隊盆踊り大会

儂にとって一年で最も命をかけ全身全霊で挑むのがこの盆踊り大会である。

名古屋で一番声を出すを目標といたし今年も踊って参ったのじゃが、

此度の盆踊りの返礼品として、一本一本手作りした団扇を皆に届けたわな。

儂はおよそ30ほどの種類を描き、あるいは記して参ったのじゃが、

それぞれの数が少ないがゆえに手に入らず、見ること叶わなかった柄も多かろう!

全て見てみたいとの声を多く聞いたでな、此度は一挙に紹介いたそうではないか。

いざ参らん!!

100名城うちわ

先ずは5月に踏破した100名城の写絵を用いた団扇である!

良き写真が多かったでな、一枚一城と参りたかったのじゃが

流石に数が多いでな、幾つかまとめて一枚のうちわに貼り付ることといたした。

さらには各都道府県の形を扇に沿うように工夫して描き、その中に収まるようにと写絵も加工したのじゃ。

これより見せる写絵を都道府県の形で切り取って扇に貼り付けたで、形が整っておらんままの姿じゃが皆の頭で補完致すがよい

一枚目

先ずは一枚目

北海道の絵を描き

根室半島チャシ跡郡

100名城の旅、三十五城目『根室半島チャシ跡群』

五稜郭

100名城の旅、三十七城目『五稜郭』

松前城

100名城の旅、三十六城目『松前城』

の三城じゃ。

渡島半島の細さに難儀しながら描き、組み合わせたのを覚えておる。

二枚目

弘前城

100名城の旅、二十六城目『弘前城』

根城

100名城の旅、二十七城目『根城』

盛岡城

100名城の旅、二十八城目『盛岡城』

久保田城

100名城の旅、二十五城目『久保田城』

の四城である!

青森に2城

岩手と秋田が一城づつ。

東北は県の形が直線的故に比較的描きやすかったのう

三枚目

仙台城

100名城の旅、三十八城目『仙台城』

多賀城

100名城の旅、十三城目『多賀城』

山形城

100名城の旅、二十四城目『山形城』

二本松城

100名城の旅、三十二城目『二本松城』

白河小峰城

100名城の旅、三十城目『白河小峰城』

会津若松城

100名城の旅、三十一城目『会津若松城』

の六城じゃ!

我ながら急に詰め込んだのう!

100名城が二城ある宮城県に対して隣り合う山形県が一城、

故に形になかなか苦労致したわ。

福島の三城はどれも人気の建築や石垣があったで大きさの塩梅に悩んだ覚えがある。

四枚目

足利氏館

100名城の旅、近日公開

箕輪城

100名城の旅、近日公開

太田金山城

100名城の旅、近日公開

水戸城

100名城の旅、三十三城目『水戸城』

新発田城

100名城の旅、近日公開

春日山城

100名城の旅、近日公開

栃木・群馬・茨城・新潟の四県から六城である!

関東は組み合わせに難儀してな、

小さなところにいくつもあったりと中々不思議な組み合わせとなったわ。

これもまた同じような大きさの群馬は二つじゃが栃木は一つ故に描くのが難しくてのう。

結果群馬が大きくなり、その影響で茨城もついてきてまった。

五枚目

川越城

100名城の旅、近日公開

鉢形城

100名城の旅、近日(儂主観)公開

佐倉城

100名城の旅、近日(諸説有り)公開

八王子城

100名城の旅、(曰く)近日公開

江戸城

100名城の旅、近日(希望的観測)公開

小田原城

100名城の旅、(広義で)近日公開

埼玉・千葉・東京・神奈川からこれまた六城じゃ。

ここはさほど難儀することもなかったが、縦長の千葉県に対し横に広い佐倉城の馬出の写絵が上手くはまらんかったがために斜めに入れ込むこととなった。

六枚目

武田氏館

又左草子~なつはしろあと~

100名城の旅、今秋公開

甲府城

100名城の旅、今秋公開

山中城

100名城の旅、今秋公開(予定)

駿府城

100名城の旅、今秋公開(予想)

掛川城

又左草子~夏の城巡り総集編~

100名城の旅、今秋(広義)公開

 

山梨・静岡の富士山同盟(抗争?)より五城である。

甲斐の形はほぼ地図通りに描けたが、三城ある静岡の西武が大きく膨らむ形となったわな

七枚目

松代城

100名城の旅、二十一城目『松代城』

上田城

100名城の旅、二十城目『上田城』

松本城

100名城の旅、二十二城目『松本城』

小諸城

100名城の旅、今秋公開希望

高遠城

100名城の旅、今秋公開(弾薬切れ)

 

長野県より五城である。

これは誠に描きやすかった!

無論縦長ではうちわに入りきらんかったで横に倒しはしたが

丁度五分割しやすい県で助かったわな。

八枚目

高岡城

100名城の旅、今秋公開

七尾城

100名城の旅、今秋公開

金沢城

100名城の旅、一城目『金沢城』

一乗谷朝倉氏館

100名城の旅、二十九城目『一乗谷朝倉氏館』

丸岡城

100名城の旅、二城目『丸岡城』

富山・石川・福井と

前田家の領国の北陸三県が揃い踏みじゃ!!

中々よく描けておるのではないか?

誠の石川県の細長さでは写絵が収まらんで広げたのに加え、

福井の伸びておる角もまた再現できんかったがまあ形の難儀さが随一の割には良き者ができ他と思う。

ちなみに能登島を点で確と表しておるのじゃが、うちわに貼り付けるのを忘れてまったで皆に届いたものには能登島がないはずじゃ。

九枚目

岩村城

又左草子~~又左、岩村城へ~~

100名城の旅、今秋公開

岐阜城

100名城の旅、六城目『岐阜城』

小谷城

100名城の旅、今冬公開

彦根城

100名城の旅、四城目『彦根城』

安土城

100名城の旅、二十三城目『安土城』

観音寺城

100名城の旅、公開時期不明

岐阜と滋賀より六城である。

100名城を四つ持つ滋賀は単独で一枚にしようとも考えたのじゃが、これまた組み合わせの妙でギフトの抱き合わせになった。

今思えば信長様が築いた地として括れば中々良き組み合わせではないか!

十枚目

犬山城

100名城の旅、今冬公開

名古屋城

100名城の旅、今冬公開

岡崎城

100名城の旅、今冬公開

長篠城

100名城の旅、三城目『長篠城』

松坂城

100名城の旅、今冬公開

伊賀上野城

100名城の旅、今冬公開

愛知と三重から六城じゃ!

うむ、

皆の言いたいことは実によく分かる。

何故我らが名古屋城、

我らが名古屋、

我らが愛知は単身で一枚にするべきじゃろうと。

名古屋は四城を持っておるしのう。

北海道は三城にも関わらず単独を勝ち取っておるのにと。

じゃが!

誠にこの辺り組み合わせに苦労したのじゃ!!

近畿と北陸と岐阜県で城の数とうちわの形との兼ね合いでどうしてもここで三重を描かねば、

近畿の何かが入りきらんかったんじゃ。。

その苦労は次の一枚でも感じられよう

十一枚目

二条城

100名城の旅、今冬公開

高取城

100名城の旅、今冬公開

大坂城

100名城の旅、今冬公開

千早城

100名城の旅、今冬公開

和歌山城

100名城の旅、今冬公開

京都・奈良・大阪・和歌山から五城じゃ!

どうじゃ、

この過剰描画された大阪と過小描画された和歌山は

京都とも奈良も魔改造が施されておる。

まあまあ善戦した方じゃと儂は思うておるぞ

十二枚目

竹田城

100名城の旅、今冬公開

篠山城

100名城の旅、今冬公開

明石城

100名城の旅、今冬公開

姫路城

100名城の旅、今冬公開

赤穂城

100名城の旅、今冬公開

名城の名産地・兵庫より五城である。

長野ほどではないが配置しやすい形に助けられたのう。

工夫は必要であったが、各城の見どころの形が県の形にうまく組み合わさった良き一枚であろう!

組み合わせの妙としては一番の力作やもしれん!

十三枚目

鳥取城

100名城の旅、今春公開

津山城

100名城の旅、今春公開

岡山城

100名城の旅、今春公開

備中松山城

100名城の旅、五城目『備中松山城』

鬼ノ城

100名城の旅、今春公開

鳥取・岡山より五城じゃ!

鳥取の形は頭を使うたが四城の岡山が方形に近いでな!描きやすかったわ!

じゃが、今見返して気がついたのじゃが、

一県に幾つか城がある折には、

城の位置関係も地図通りを目指しておったのじゃが。

これは岡山城と津山城の場所が逆になっておるな。。

何故作った時のわしはこういたしたのであろうか。

十四枚目

月山富田城

100名城の旅、今春公開

松江城

100名城の旅、今春公開

津和野城

100名城の旅、今春公開

福山城

100名城の旅、今春公開

吉田郡山城

100名城の旅、今春公開

広島城

100名城の旅、今春公開

島根・広島から六城である!

中国地方は組み合わせがしやすくて良いのう。

と思うておったのじゃが、

それぞれ三城づつであって横長に三つ並べるのに苦戦したわ。

結果、広島と福山は天守があるから小さくてもわかりやすいじゃろうと、

かなりの狭小に配置することとなった。

十五枚目

丸亀城

100名城の旅、十一城目『丸亀城』

高松城

100名城の旅、今春公開

徳島城

100名城の旅、今春公開

高知城

100名城の旅、今春公開

香川・徳島・高知の四国ならぬ三国から四城である。

香川が長大し、反対に一城の高知が縮小した。

小さくしたとはいえ横長の高知に一城では収まりが悪かったでな、

いつかに参った高知遠征の折の写し絵を加えることとあいなった。

変形の具合と趣が中々気に入っておる一枚である。

十六枚目

今治城

100名城の旅、十七城目『今治城』

湯築城

100名城の旅、十八城目『湯築城』

伊予松山城

100名城の旅、十九城目『伊予松山城』

大洲城

100名城の旅、今春公開

宇和島城

100名城の旅、今春公開

四国の枠に収められんかった愛媛県より五城である。

同じく五城を有する長野や兵庫と比べかなり難しい形をしておる。

愛媛の前足が如き形と後ろ足は上手く表すことができんかった。

が申し訳程度に尻尾型の佐田岬半島(日本一長い半島らしいのう)は再現致したでよう注目じゃ!!

十七枚目

萩城

100名城の旅、今夏(旧暦)公開

岩国城

100名城の旅、今夏(旧暦)公開

大野城

100名城の旅、今夏(旧暦)公開

福岡城

又左草子~はるはしろぜめ~

100名城の旅、今夏(旧暦)公開

岡城

100名城の旅、十城目『岡城』

大分府内城

100名城の旅、九城目『大分府内城』

山口・福岡・大分より六城じゃ。

山口と九州を一枚にするとは、中々豪胆な、或いは異端なことをするのう。

じゃが、それよりもこれを作っておった儂に問いたい。

岡城の写絵はこれで正解だったのか!

と、

もう少し岡城らしい写真あるじゃろうに、

まあきっと配置と配分の狭間で折り合いをつけたのじゃがな、

まあ海を挟んで組み合わせる発想は善きかなと、思うておる。

十八枚目

佐賀城

100名城の旅、十四城目『佐賀城』

吉野ヶ里遺跡

100名城の旅、十五城目『吉野ヶ里』

肥前名護屋城

100名城の旅、十六城目『肥前名護屋城』

平戸城

100名城の旅、十二城目『平戸城』

島原城

100名城の旅、来年夏頃公開予定

佐賀・長崎より五城じゃ。

見よ、この佐賀県の再現性の高さを。

そして間違いなく都道府県で最難関の形を誇る長崎も割とまあ、

良い塩梅でまとまったのではないかと思うておる。

肥前名護屋城は厳密には肥前名護屋城向かいにある儂の前田家の陣跡じゃ。

こっちの方がええかなと思うて、

十九枚目

飫肥城

100名城の旅、八城目「飫肥城」

熊本城

100名城の旅、今夏(旧暦)公開

人吉城

100名城の旅、今夏(旧暦)公開

鹿児島城

100名城の旅、七城目『鹿児島城』

宮崎・熊本・鹿児島より四城じゃ!

熊本の二城は配置に苦労したが、鹿児島県の形と御楼門の相性が良かったでまあ良しじゃ。

二十城目

今帰仁城

100名城の旅、今夏(旧暦)公開

中城城

又左草子~又左の琉球進出記~

100名城の旅、今夏(旧暦)公開

首里城

100名城の旅、今夏(旧暦)公開

最後の一枚は沖縄より三城じゃ!!

果たしてこれは沖縄なのかとも思うけれども、

どうじゃろうか

貼り絵うちわ

儂のうちわといえば毎年恒例なのが貼り絵である。

これまではクジラであったり 

かき氷や

風鈴

紫陽花を描いたこともあったのう

本年の貼り絵は3種類それぞれ貼り絵の元となった写絵と共にみるが良い。

今年の貼り絵の題目は城巡りである。

金沢城石川門

我が金沢城の重要文化財・石川門

手本とした写絵は北陸大返しの折に撮ったものじゃ。

金沢城の象徴とも言える海鼠壁は貼り絵で表しやすかっわな。

これまでの貼り絵は平たい絵ばかりであったで、

奥行きのある絵には初めて挑んだわな。

ヲンネモトチャシ

間違いなく言えるのが、

ヲンネモトチャシを貼り絵で描いたのは、

チャシが築かれて凡そ500年の歴史の中で儂だけであろうということじゃ。

夜明けの明るくなってゆく空をいく種類もの青を用いて表してみたのじゃが、

昇り始めたばかりの朝日のかけらを金色の紙で表せば良かったのうと振り返れば思うわな。

ヤンバルクイナ

沖縄の城巡りの合間に参ったヤンバルクイナ国立公園。

沖縄を象徴する鳥だそうじゃ、

これまでのうちわがそうだったように生き物を描くのは楽しいでな、

これも題目に致した。

が、この鳥の美しい色を表すにあつらえ向きの千代紙が見つからなかったでな、

黒で描いた次第である。

黒を使ったが故に人鳥が如し風体となってしもうたが、

特徴的な腹の紋様は確と描いておるから、

これを持ってヤンバルクイナと受け入れるが良い

辞世の句

これまた恒例の儂の辞世の句紹介の巻

此度紹介致したのは

三村元親殿『人といふ 名をかる程や 末の露 きえてぞかへる もとの雫に』

三村勝法師丸『夢の世に 幻の身の 生まれ来て 露に宿かる 宵の雷』

小堀政一『昨日といひ 今日とくらして なす事も なき身の夢の さむる曙』

の三首である。

此度この三人を選んだのは先の城巡り発表会にて取り上げたものたちであるからじゃな。

それぞれ文化人としても名がしれた人物故に自らの一生を表した傑作の俳句となっておる。

蛇足

うちわ一挙公開の時はいかがであったか。

中々皆に届けるには数に限りがあるがゆえにこういった日記帳もたまには良いであろう。

皆からの進言があればこれからも時折設けて参ろうと思う。

次はきっと100名城の旅を更新いたすで、待っておるが良いぞ!

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