百と三十四日目の尾張自慢
みなさま、おはようござりまする。
陣笠隊のなつでございます。
「尾張自慢」百と三十四日目でござりまする。
此度ご覧いただきまするは、清正公石曳きの像でござりまする。
清正公
清正公とは豊臣秀吉様と同じく尾張中村のご出身であらせられる加藤清正様のことでござりまする。
清正様は名古屋城の築城に大きく関わっておられ、愛知県内に清正様が築城に関わられた跡をみることができまする。
清正様が治められた肥後国(現在の熊本県)では「清正公(せいしょこ)さん」と呼ばれ現世でも民に親しまれておる方なのでござりまする。
その清正様の像があるがために、お客人が「名古屋城は清正様のお城でしたっけ?」とおっしゃるほどでござりまする。
改めて申しておきますると、名古屋城は徳川家康様が築城を命ぜられた城でござりまする。
清正公石曳きの像
さて、清正公石曳きの像は東門から入城したらまっすぐ歩いて左手側に見えて参りまする。東南隅櫓のすぐ側にござりまする故、気にしながら歩いてみてくださりませ。
石曳きの像は清正様が名古屋城築城の折に、切り出された石を城まで運ぶ最中にご自身で石を運ぶ者を鼓舞された様子を模したものでござりまする。
清正様は名古屋城天守の石垣をご担当されておりました。
石材を切り出すのも持って参るのも全て人の手でござりまする。切り出した石も運ぶ途中で落とすことは許されませぬ故、慎重かつ正確な石曳きが求められまする。
そんな心身ともに疲弊してくる時に自身の主君が目の前にお越しくださって、恐れ多くも鼓舞してくださっておるのでござりまする。
その様が後世にまで伝えたれ、更には像が作られるほどのことであり、如何に清正様が民から慕われておるのかというのがお分かりいただけるかと思いまする。
左様なことを感じながら名古屋城にお越しの際に目を向けていただけたらと思いまする。
なつ
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コメント
なつさん、お早うございます。
暑いです!昨日40℃を超えた都市もあるとか。体感温度はもっと上がるのでしょうね。
熱中症にはどうぞ細心のご注意を!
清正公は築上の名人として必ずお名前が上がるお方。徳川のお城と言えども名を刻みたくなりますよね(笑)
加えて民に慕われるお人柄であったこともよくわかります。
観光ポイントとして欠かせない石曳きの像ですが、知識を入れてみるとまた感じ方が変わるのでしょう。
清正公にお目にかかれるのを楽しみにしております。
では、今日も行って参ります!
なつさん
おはようございます。
名古屋城には清正様の像が2つもあり、
(築城者徳川家康様の像は無い・・・)、
清正様が運ばれた清正石もあり、
(本当は黒田長政様が運ばれたと言われる・・・)、
名古屋城は本当に清正様のお城のようですね(苦笑)。
民目線では築城者(トップ)家康様より
現場で活躍された清正様に目を奪われたのでしょうか。
そうそう、名古屋城はね、家康様のお城ですよね(^O^)/
なつさん
清正様の像はあるのに家康様の像はない…。私も名古屋城に来始めたところは、はて??と思いました(笑)
それだけ清正様の働きは大きかったということでしょうね。