尾張自慢「九十日目」

「陣笠隊なつ」初投稿

みなさま、こんばんは。

陣笠隊のなつでございます。

この新たな日記帳では初めて綴りまする。宜しゅうお願い致しまする！！

尾張自慢とは

「尾張自慢」と申しまするは、我ら名古屋おもてなし武将隊の拠点である愛知県は名古屋市にござりまする名古屋城の様々な場所や瞬間を写した写し絵をみなさまにご覧いただき、名古屋城にお越しいただくときの楽しみを増やしたいというわたくしの考えにより始めたものでござりまする。

これまではAmebaブログの我らが日記帳にて記しておりましたが、これよりはこの日記帳にて記して参ろうと考えておりまする。

令和二年四月一日から六月二十八日までの「尾張自慢」は

名古屋おもてなし武将隊公式Amebaブログ

上記よりご覧いただくことが出来まする。よろしければご覧くださりませ！

九十日目の尾張自慢

さて、九十日目の尾張自慢でござりまするが、新たな日記帳でござりまする故、基本の部分をご覧いただきたいと思いまする。

此度ご覧いただきまするは、名古屋城の内苑から見た天守閣でござりまする。

名古屋といえば「名古屋城」と言われるほどに尾張の地の象徴にもなっておりまする。

そして、この天守閣を名古屋城だと思うておられる方が多くいらっしゃいまするが、名古屋城とは天守閣や櫓などを含む土地一体のことを申しまする。

名古屋城は特にこの天守閣が有名である為にそう思われる節もござりまする。

この天守閣、現在は立ち入ることが出来ず外観を楽しんでいただくようになっておりまするが、その外観からの楽しみ方をいくつかお教えいたしまするの。

外観の楽しみ方：其の一

まずは、窓の数でござりまする。

窓の数は日の本の天守閣で最多を誇るのでござりまする。故に、その窓の数をお子と一緒に数えてみてくださりませ！

大人の方でも、写し絵で見るよりも実物を見ると思うておったよりも多く感じると言う方もおられるほどでござりまする。

外観の楽しみ方：其の二

二つ目は、金のシャチホコでござりまする。

実は、シャチホコには性別があるのでござりまする。肉眼では知っておれば違いが分からなくも無いというくらい細やかではござりまするが、実は違いがござりまする。

北側にいるのが雄、南側にいるのが雌でござりまする。

その見分け方は、尾っぽの反り方や上顎の出っ張り具合でござりまする。誠によく目を凝らしてみれば分かる違いでござりまする故、眩しく光るシャチホコにもご注目くださりませ。

外観の楽しみ方：其の三

まだまだござりまするが、三つほどにしておきましょうかの。

最後三つ目は、破風(はふ)でござりまする。

天守閣の屋根に三角形のものが付いているのがお分かりいただけまするかの？

その三角のものは千鳥破風(ちどりはふ)という破風の作りにござりまする。神社建築や天守建築に見ることができまする。そしてもう一つ。一番上の千鳥破風の上に弓形に湾曲したものが見えまするかの？それは唐破風(からはふ)と申しまする。

この千鳥破風と唐破風が混在する天守閣はあまり見ることが出来ませぬ。

名古屋城の天守閣は外観だけでも見逃せぬところがたくさんござりまする。また日を改めて此度ご紹介しなかった部分をご覧いただけたらと思いまする。

如何でしたかの？

斯様な形で此度からはこの日記帳にて尾張自慢をして参りまする故、名古屋城内の散策などされる際の参考にしていただければと思いまする。

四季折々の景色が楽しめる名古屋城の自慢をお楽しみいただければ幸いにござりまする。

なつ

伝令欄