惣平、生き様に学ぶ！　～軍神の嗜み～

この日記帳では、拙者足軽の惣平が、

武将様のような立派なもののふになるべく、

武将様の逸話や名言、「生き様」を皆様に紹介すると同時に、

拙者自身も学んでゆき、少しずつ成長する様子を書き記していきまする。

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雨にも負けず、台風の風をも超えていく、そんなもののふになりたい…！

あいさつ

皆様！こんにちはじゃ！

惣菜の惣に平で惣にございまする！

皆様、台風は無事に乗り切れましたでしょうか？

特に九州の地で猛威を振るった様子。

そちらにいらっしゃる方の無事を祈りまする…！

台風が去り、また少し涼しくなった気がいたしまする！

…気のせいか…？

しかし、秋が近づいてきているのは紛れもない事実！

秋に行う催しとして、豊臣秀吉様がこのようなことを思いつかれました…！

毎月武将隊　BAR HIDEYOSHI

長月の毎月武将隊は、

秀吉様が開店された「BAR HIDEYOSHI」

にございまする！

「ばー」とは「酒場」のような物かのう…？

一体、どのような店を開かれるおつもりなんじゃ…！？

随時、「ついったー」などで情報が開示されていかれまするがゆえに、

逃さぬように確認をして下さりませ！

実は、「観覧券」はすでに販売されていまするがゆえに、

武商店　毎月武将隊「BAR HIDEYOSHI」オンライン観覧券

からお買い求め下され！

毎月武将隊がよくわからぬという方は下記を読んで下され！

第一回　惣平、生き様に学ぶ！

酒と言えば、此度は酒が好きなことで有名なあの武将様より学んでいきまする！

上杉謙信様

此度は、「軍神」「越後の龍」「越後の虎」と多くの異名を持ち、

戦国最強との呼び声も高い

上杉謙信様

から学んでいきまする！

前回、拙者が紹介した、毛利元就様が「謀神」ならば、

惣平、生き様に学ぶ！　～西国の謀神～

上杉謙信様は、戦の神…、「軍神」にございまする！

なぜ、謙信様が「軍神」と呼ばれるのか、

それは戦の圧倒的強さからにございまする。

謙信様の初陣は十五歳の時でございましたが、

それから没する四十九歳までの間、約七十回ほど戦をなされ、

敗戦はわずかに二回のみにございました。

勝率も九割を超え、他の武将様と比べても圧倒的に高い数字となっておりまする。

手取川の合戦

天正五年（一五七七年）

我らが織田信長様も唯一、手取川にて謙信様と戦をされておりまする…。

しかし、信長様は参陣されておらず、この時に軍を率いていたのは、

織田家筆頭家老であらせられる

柴田勝家様

にございました。

…結論からいうと大敗を喫することとなりました…。

拙者もこの戦に前田利家様に付き従い参戦いたしましたが、

思い出すのもためらうほど恐ろしい戦にございました…。

この「手取川」、なぜ手取川と呼ばれるかというと、

「皆が手を取り合わねば渡ることができないほどに急流な川」

だからにございまする。

元々流れが強く、しかも、この時は戦前から雨が続いており、

水かさ、流れの強さが普段よりも増している状況で、そこを渡る必要がございました…。

川を渡るだけで疲労困憊…、さらには、この状況こそが敵の罠であり、

上杉軍はすでに眼前まで迫っておりました。

我らは、必然的に「背水の陣」で戦うことになり、

急遽再び川を渡り撤退せざるを得なかったのでございまする。

そこを、あの屈強な上杉軍に襲撃され…、

あぁ、これ以上は…！！

あ、頭が割れる…！

秀吉様も参戦されるはずでございましたが、謙信様のその常人離れした強さを感じ取ってか、

勝家様との折り合いも悪い様子で、戦が始まる前に撤退をされてしまいました。

戦う前から戦意を失わせる謙信様は人知を超えた存在であり、

「軍神」の名にふさわしい武将様にございまする。

手取川の合戦を終えて謙信様は

「織田軍は存外弱い」

と評されました…。悔しい…。

神様は酒が好き

古今東西、神話に出てくる神様は酒好きが多ございまする。

「軍神」様も例にもれず、大変酒がお好きにございました。

謙信様の遺品で「馬上杯」というものが残っておりまする。

大きさが直径四寸（十二センチ）、酒が三合入るほどの大杯でございまする！

「馬上杯」の名の通り、馬に乗りながらも飲まれていたとのこと。

酒に強く、徹夜で飲んでも次の日には再び宴会を開くという酒豪っぷり！

しかしながら、酒の肴はもっぱら梅干しや塩など質素な物が多かったと言われておりまする。

食べることより、飲むことが好きな誠に酒好きな武将様だったのでございまするな。

酒は飲んでも飲まれるな！

そんな、酒が好きな謙信様の最期は、

天正六年（一五七八年）に

厠で急死されたと言われておりまする。

「手取川の合戦」の翌年のことで、

年齢も四十九歳と、奇しくも信長様と同じ年齢でこの世を去ることとなりました。

死因としては現世でいうところの「脳卒中」の可能性が高く、

さらには、謙信様の生活習慣から推測するに、

「高血圧症、糖尿病、酒の依存症」だったのではと言われておりまする…。

毎日のように大酒を飲まれ、塩っ気の多いものを肴としていた謙信様。

その体は徐々に蝕まれていたのやもしれません。

そんな謙信様の辞世の句がこちら

四十九年

一睡の夢

一期の栄華

一盃の酒

ご自身の生涯を一杯の酒に例えられるとは、酒好きの鏡にございまする…！

塩と言えば、謙信様と塩は切っても切れない関係にございまする。

しかし、この話はまたの機会といたしましょう。

皆様も酒の飲みすぎには注意されたし…！

拙者も挑戦！

飲みすぎは体に毒やもしれませぬが、

名を残された武将様は酒豪の方が多いような気がいたしまする…！

「酒は百薬の長」とも言うし、

拙者も、大酒を飲み豪快に戦に臨むようなもののふになりとうございまする！

とは言ったものの、拙者はあまり酒が得意ではない…。

しかし、聞いた話によると酒の強さは鍛えることができるとのこと…！

此度の毎月武将隊も、「酒場」が題材とあらば酒が絡んでくるのは必至！

毎日、少しずつ酒を嗜み鍛えることといたしましょうぞ！

ではさっそく一献…。

わかりにくいが、拙者の屋敷にあった「お猪口」にございまする。

これに清酒を注いで…。

よし、まずはこれを一杯いただきまする！

んっ！…

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うーむ、普段酒を口にしないのでやはり慣れませんな…。

しかし、少しずつならばいけるような気がしてきましたぞ！

よし…！ならばもういっぴいいくぁ…

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…すー…

小さい角

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…ぐんっ…

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…すー…