尾張自慢「二百と二十八日目」

日記

二百と二十八日目の尾張自慢

みなさま、こんばんは。

陣笠隊のなつでございます。

「尾張自慢」二百と二十八日目でござりまする。

此度ご覧いただきまするは、燈篭でござりまする。

御深井丸の燈篭

御深井丸には茶席があり、ここには古田織部様に因んだ「織部堂」という茶席がござりまする。

その前に設けられた燈篭。

一見何の変哲もないかと思いきや、この燈篭も古田織部様に繋がって参りますぞ。

それは何かと申しますると、この燈篭は「織部燈篭(おりべどうろう)」と呼ばれるものにござりまする。

『別称・キリシタン燈籠』とも呼ばれるこの燈篭は、古田織部様の考案とされておりまする。

全体の形状を十字架に見立て「キリシタン燈籠」とも呼ばれておるのでござりまする。

何気なくそこにあるものにも意味や謂れがあるとわかると、より一層面白く見られるものでござりまする。

名古屋城内に限らず、色々と見て回ってくださりませの。

なつ

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コメント

  1. ひよどり より:

    なつさん
    おはようございます(^_^)
    昨日はご出陣
    お疲れ様でした♪

    晴天の下、風が舞ってたようで
    清々しく演武が執り行えたようで
    何よりです(*´-`)

    織部堂の燈篭。
    何気に下の形といい
    十字架に見えますね(・o・)
    理解を深めるほどに
    楽しさが増します♪

  2. 相州姥桜 より:

    なつさん、おはようございます。
    今朝も少しヒンヤリ?程度でまだ冬には遠い気がする相模です。

    古田織部様は茶器ばかりか燈籠のデザインもされていたのですか~。
    芸術の才に溢れたお方だったのですね。
    謂れを知り、そこからまた別の興味が湧く…楽しいことがずっと続いていくのは嬉しいです。

    では、今日も元気に参りましょう!

  3. より:

    なつさん

    織部灯籠、拝見しました。穴部分が三日月のような形になっていておしゃれだなぁと思いました。下部はマリア像を模しているとも言われているようですね。戦国時代、隠れキリシタンの心の支えとなったのでしょうか。

    戦時中は地中深くに埋めてまで保存されたと説明書きで読みました。それほど貴重で大切にされてきたものなんだなぁとしみじみ眺めてしまいました。

    茶席もそうですが、もとは名古屋城になかったものでも文化財として名古屋城内に残されているものがけっこうありますよね。一度に見られてラッキーだなぁと思ってしまいます(笑)

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