皆の衆!
こんばんはじゃ!
豊臣秀吉である!
此度の日記帳は、
「愛知の神社巡り」を書き記して参る!
前回は尾張国三宮である「熱田神宮」について紹介いたしたが、
次は尾張国二宮「大縣神社」を紹介するぞ!
いざ!
尾張国二宮 大縣神社
大縣神社は愛知県犬山市に鎮座する神社である。
「大県神社」と書くこともあるとのことじゃが、現在は「大縣神社」で統一されているとのこと。
御祭神は「大縣大神」
この大縣大神の正体については説が多く、国狭槌尊(くにさつちのみこと)とする説や
天津彦根命(あまつひこねのみこと)とする説などあるのじゃが、
いずれにしても「大縣大神は、尾張国開拓の祖神」であると神社には伝わっているそう。
熱田神宮の時にも話した通り、
一宮、二宮、三宮を決める時には京の都から距離が近い場所から決めていくが、
大縣神社は尾張国一宮である「真清田神社」から距離が非常に近いことから、
「それであれば京にも近い」とのことで二宮になったのじゃ。
因みにじゃが、
真清田神社から大縣神社までは歩いて16,1kmほど
真清田神社から熱田神宮までは歩いて23.8kmほど
故にこう見ると確かに真清田神社からじゃと近いのじゃが、
京から見ると熱田神宮が距離的には京から近いのじゃ。
じゃがこれは東海道から見た距離。
儂が思うに、一宮二宮三宮を決めた時には「中山道」を見て決めたのじゃろうと思うておる。
、、、いかんな、話が大きくずれてしまったわい。
このように二宮となっておる大縣神社は、
垂仁天皇27年に神社の真上の本宮山の山頂から現在の位置に移転したとのこと。
現在の本宮山山頂には大縣大神の荒魂を祀っておる本宮社がそこにはある。
境内にはいくつかの境内社があり、
その中の一つ、「姫の宮」には玉姫命が祀られており、
この社は古来より女子の守護神として称えられ、安産や子授などのご利益があるそう。
大縣神社の社殿は「大縣造」と呼ばれる造りで、
これは尾張藩2代藩主の徳川光友によって造営されたものでもあるんじゃ。
故にこの神社は尾張徳川家にも縁がある神社っちゅうことなんじゃな。
まとめ
犬山の、ほんに奥深くにある静かな神社であるが、
そこは尾張国にとっても大切な神社の一つにすぎないところ。
またこの大縣神社は小牧にある田縣神社と対になっており、
「豊年祭」と呼ばれる祭りは同じ日に田縣神社と行うのじゃが、
これは他の地域の者から見たら「奇祭」の一つとのこと。
興味があるものは是非とも調べてみてちょうよ?
ここではちいと語れん内容じゃからな。はっはっは!
この大縣神社の近くには愛知県で2番目に大きい前方後円墳である「茶臼山古墳」もあるで、
行く際にはそこも合わせてみてちょ!
次回は尾張国一宮「真清田神社」を紹介致すぞ!
あくせす
名鉄小牧線、楽田駅下車徒歩20分
または楽田駅東口から犬山市コミュニティバス
つつじヶ丘団地行き(平日のみ、祝日は運行)で約8分
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