尾張自慢「九十五日目」

日記

九十五日目の尾張自慢

みなさま、おはようござりまする。

陣笠隊のなつでござりまする。

「尾張自慢」九十五日目でござりまする。

此度ご覧いただきまするは、名古屋城の表二之門のでござりまする。

表二之門

昨日は門の片面をご覧いただきましたが、此度はもっと近づいてみたいと思いまする。

正式には「本丸表二之門」と呼ばれる門でござりまする。かつては『南二之門』と呼ばれたものでござりまする。

現存する数少ない名古屋城創建時の建造物でござりまする。

この表二之門が存在し続けることができるのは、現世よりも鉄に多く「錫(すず)」が含まれておったためと言われておりまする。

そのおかげで朽ちる速度が遅く、現存することが出来ておるのだとか。

全てをきれいに出来てしまう現世よりも永く保つことができるとは何の因果でござりましょうの。

無論、国指定の重要文化財でござりまするが故、より大切に扱うべきものの一つでござりまする。ここまで残っておりますのもこれまでご来場くださった方々が大切にしてくださっておるからでござりまするの。

これからも大切にしていただければと思いまする。

なつ

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コメント

  1. ひよどり より:

    尾張自慢
    ありがとうございます(^_^)

    昨日に引き続いての表二之門
    名古屋城を建てた当初からと
    思えない風格があります(*´-`)

    材質でこんなにも長い月日を
    耐え抜くことができるなんて
    当時の方々の考えは凄いですね。
    これからも長く現存して
    頂きたいです(o・・o)/

  2. 相州姥桜 より:

    なつさん、お早うございます。
    せっかくの土日ですに、雨でしょうか…。名古屋も降っておりますか?

    なつさん目線の接近写し絵、大好きです(o^O^o)
    今回はパッと見たとき、穴の中に水色の蛇がいるように見えてぎょっとしてしまいました(笑)
    永く残るにはその理由があるのですね。新しい現代の建物は百年後もそこにあるでしょうか?そう考えると歴史的な物の大切さを改めて感じました。

  3. りーくん より:

    なつさん
    おはようございます。

    名古屋城に在るものは
    そのほとんどが重要文化財で、
    でも当たり前のようにそこにあるので
    重要文化財ということを忘れがちになってしまいます。
    物を大切にするのは当たり前ですが
    歴史的重要文化財においては
    その歴史に敬意をもちたいですね。

  4. あっ より:

    なつさんおはようございます!
    混合物があるが故に朽ちないのは凄いですね。昔の人達もまさか今こうして私たちが同じようにその下を通っているとは思わなかったはず…現代のものが何百年後の世界でどれくらい残っているのか見られないのが少し残念です。笑。昔のものも今のものも、同じように大事にしていきたいですねー!

  5. より:

    なつさん

    当時の鉄には混ぜ物が多かったと聞きましたが、錫の成分のおかげだったのですね。
    純度が低かったからこその巧妙。何が功を奏するのか不思議なものですね。

    歴史あるものに乱暴をしたり落書きをしたり、心無い振る舞いもあると聞きます。せっかくここまで残ってくれたのだから大切にして後世にも伝えていきたいですね。

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