三百と四十八日目の尾張自慢
みなさま、こんにちは。
陣笠隊のなつでございます。
「尾張自慢」三百と四十八日目でござりまする。
此度ご覧いただきまするは、茶屋の跡でござりまする。
霜傑（そうけつ）跡
これは、二之丸東庭園にあるものでござりまする。
文政年間（1818〜1830年）に整備された二之丸広場には、
- 多春園（たしゅんえん）
- 山下御席（やましたおせき）
- 余芳（よほう）
- 風信（ふうしん）
- 張出御席（はりだしおせき）
- 霜傑（そうけつ）
という六つの茶席が建てられていたそうでござりまする。
その中でも「霜傑」は最大規模のもので数寄屋造（すきやづくり）の建物だったそうでござりまする。
数寄屋造の数寄屋と申しまするは茶室のことを指しまする。茶道を主とし、和歌や生け花など風流なものを好むことを意味する「数寄（すき）」が元となっておりまする。
その跡が二之丸東庭園で発見され、「御城御庭絵図」に描かれたものとほぼ一致するものが確認されたことから、二之丸東庭園にて公開されておるとのことでござりまする。
これから先も二之丸東庭園にてまだまだ発見があるやも知れませぬ故、楽しみにしつつ今あるものも楽しんでくださりませの。
なつ
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コメント
なつさん、こんばんは。
今日は良いお天気の相模でした。名古屋も晴天だったようですね。
六つの茶室は各々に趣向を凝らしたものだったのでしょうね。季節や行事によって使う部屋を変えていたのでしょうか？なんと風流なこと。
社交の場であり、学びの場であり、謀も？なんて考えながら遺構を眺めるのも楽しそうです。
では、明日も元気に参りましょう！
なつさん
おはようございます！
いつも元気と笑顔と幸せ、そして写し絵をありがとうございます！
連日、いいお日和で何よりです。
現世は自粛自粛で、こんな時こそ、御茶を一服頂戴したい気分になりませんか？
時々、名古屋城に行くと「発掘現場」という立看板が最近、目につきます。
今度は何が発掘されるのでしょうか、
楽しみにしております！！
今日という日にありがとう！！
なつさん
ちゃんと文献通りに残っているなんてすごいですね。
藩主の方々は茶席で家臣や客人とどんな会話をされたんでしょうね。のんびりとした憩いの場だったのか、はたまた密談もあったものなのか…。
今の東庭園はのんびりと空や花を愛でるのにとてもよい場所ですね。
まだまだ発掘もされているようなので今後の調査の行方も気になります。