100名城の旅、十六城目『肥前名護屋城』

日記

 

皆々、息災であるか

前田又左衛門利家である。

此度の日記帳は100名城の旅、十六城目。

いざ参らん!

 

肥前名護屋城

 

戦国時代の後半、

九州のある地に突然、人口20万を数える大都市が誕生する。

それが此度紹介する肥前名護屋である。

この肥前名護屋城はその広さから日本中の武将によって築城がなされた。

戦国の城の中でも特殊なる経緯を持つこの城を早速みてまいろうではないか!

 

交通・行き方

JR『唐津駅』よりバスが出ておる。

じゃが本数が少ないでな、確と調べてから参るが良い。

 

百名城スタンプの在り処

名護屋城跡の隣にある佐賀県立名護屋城博物館の入り口にて頂くことが叶う。

黄金の茶室の復元が見えたりと中々に見応えのある博物館だで城と合わせてみて参るが良い!

 

名護屋城の歴史

日ノ本を統一し異国にも手を延ばそうとする秀吉によって国内の最前線基地として築かれたこの城は、

日本中から数多の戦国大名が集結し、築城が始まった。

無論築城には沢山の人手がいるわな。

加えて異国へ攻め出す時の兵も多くがやって参ったが為に突如として大都市になったわけじゃ。

じゃがこの地には松浦党と呼ばれる勢力がおって、その党首である波多家がおさめておった城が元々あった。

それをもとに大きな城を築いたのが肥前名古屋城というわけじゃな。

して、この地に日ノ本各地から人が集まって茶会や宴が多く催された、この時に各地の技術を互いに伝え合い、更には大陸から陶器や磁器の技術が伝わって参った為にここから一気に様々な工芸や文化が始まり、深まったといわれておる。

肥前名護屋城は、おわりの名古屋城と比較してはじまりのなごやじょうと呼ばれておるが、これには様々な文化や技術が始まった場所という意味もあるんじゃな。

見所

やはりなんと言っても多くの武士が築いた石垣である!!

数多の大名家が集うたが故にそれぞれの石垣に個性がある。

われらの本拠である尾張名古屋城も同じく多くの大名によって築かれた城であるが故に似通った魅力も感じられるわな。

じゃが!ここの魅力は場内だけに在らず。

周りに点在する各大名の陣跡も大きな魅力の一つじゃ!

して、我が陣跡は美しく整備がなされておって道の駅桃山天下市のすぐ裏だて行きやすくもあるわな!

我が陣跡と徳川家康殿の陣跡は石垣が築かれておる守りにも気を配った陣となっておる。

石垣を用いた陣跡で残っておるものはほとんどないで足を運んでみるがよかろう!

 

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コメント

  1. 良子 より:

    利家さま
    おはようございます
    昨日は名古屋城への出陣お疲れさまでした
    日差しが強い一日でしたが体調はお変わりありませんか?

    名護屋城ですね
    3月に参加した大茶会がすでに懐かしいです
    雨の一日でしたがありがとうございました
    「前田利家陣跡」から向こうの山に見えた「桜じゃ」の言葉覚えてます
    400年前も見えた景色なんでしょうね
    次はイベントでなくじっくりと見学ができるといいなぁ~と思います

    本日はお天気が怪しいですが無事に演武を観られることを願ってます

  2. もち より:

    利家様おはようございます

    名護屋城ー!!!
    諸事情により毎回遠征出来ない憧れの場所となりつつある佐賀県。
    見どころがありそう過ぎて困りますね!
    お写真で見る限りでも石垣に陣跡にゆっくりと巡ってみたいなぁ…

    あとイカ食べたいですイカ。
    いつか必ず行こうと思います(もちろん城巡りが1番の目的です)

    まだまだ更新を控えたお城も沢山あるんですかね…?楽しみにしております!

  3. より:

    利家様こんにちは

    社交辞令ではなく本気で一度は行きたい名護屋城
    お天気が良い時に是非行きたい場所
    気軽に今日行くか?では行けない場所ですけど。
    緑の綺麗な今の時期ですと素敵でしょうね。

    追伸、最後の写絵何故それを選択されたのでしょうか?好みの問題ですね。これは失礼いたしました。

    それでは本日も良き一日となります様に

  4. Pちゃんママ より:

    加賀様
    肥前名護屋城!懐かしゅうございます!
    以前佐賀の早稲田(高等学校)に通っていた甥っ子を訪ねた際、少し足を延ばして見学してまいりました。
    勿論立派な大手門跡や石垣の残る前田家や徳川家の陣屋…と申すにはあまりにも巨大な史跡も拝見致しましたが、やはり何と申しましても秀吉様の肥前名護屋城と言ったら!そのあまりの大きさに「斯様に巨大な建築物を企画、設計、建築する力や財力が無ければ、天下など取れないのやも知れぬ…」などと思った事を思い出しました。
    また朝鮮出兵が終るや否や、二十万以上の居住者が一夜にして居なくなり幽霊都市(ゴーストタウン)になった事等を案内人の方から伺って、丁度五月の青葉の季節に訪問した事も相まって芭蕉の「夏草や兵どもが夢の跡」と言う俳句の心境を実感した事にございま した。近くにあった無料!で見学出来た博物館や、呼子のイカ等々、今一度訪ねたい史跡の一つにございます。

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