新太閤記 〜愛知の神社巡り「酒見神社」〜

日記

皆の衆!
こんばんはじゃ!

豊臣秀吉である!

此度の日記帳は『愛知の神社巡り』第17弾
『酒見神社』について紹介して参るぞ!!

いざ!!

愛知にある『伊勢』酒見神社

皆は『元伊勢』と言う言葉を知っておるじゃろうか。
これは伊勢神宮が今の場所に鎮座する前に、
一時的に天照大御神と豊受大御神が祀られたと言われておる神社のことを指す場所。

そんな場所が実はこの尾張国は一宮に存在するのじゃ。

一宮には『今伊勢』と呼ばれる地域がある。
何を隠そうこの地名、現在の伊勢神宮に対抗した地名じゃと伝わっているのじゃ。

ここに鎮座する「酒見神社」
ここが倭姫命が立ち寄った『元伊勢』の『中嶋宮』と呼ばれる場所である。

御祭神は天照大御神を祀る他、
酒造の神で酒部公の祖である酒弥豆男神・酒弥豆女神を御祭神としており、
またこの地に立ち寄った倭姫命も祭神として祀られておる。

そんな酒見神社。
実は社殿は北向きに立っており、伊勢神宮のある南の方向に向かって拝礼をすることになっておる。
またその北向きに立っておることから、
戦後は『逆見神社(さかみじんじゃ)』とも呼ばれておったそう。

他には、
本殿の横に井戸があり、そこから現在も水が湧き出ておるのじゃが、
これは元々、伊勢神宮に奉納するための酒をこの井戸から湧き出る水で作っておったそう。
今は井戸の前まで足を踏み入れることができるのじゃが、昔は禁足地として踏み入ってはいけない場所じゃったらしい。

なんにせよ。
この尾張の地に元伊勢があったこと。
そして歴史が違っていたらここが神宮になっていた可能性があったこと。

それを思うだけで、歴史っちゅうのはほんにおもしろきものじゃと感じる。
そんな此度の神社巡りであった。

あくせす

名古屋鉄道・JR東海 『名鉄一宮駅』『尾張一宮駅』から徒歩約20分

ばっくなんば

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