皆々、息災であるか
前田又左衛門利家である。
此度の日記帳は100名城の旅、三十四城目である。
いざ参らん!
佐倉城
此度参ったのは下総国、佐倉城。
近世城郭でありながらも石垣を全く用いない土の城である。
土の城も遺構が美しく残る佐倉城を早速見ていこうではないか!!
交通・行き方
JR総武本線『佐倉駅』より歩いて25分。
京成電鉄『京成佐倉駅』より歩いて20分じゃ!
百名城スタンプの在り処
佐倉城趾公園センターにていただく事が叶う!
センターは大手門跡を超えてすぐにあるで、まずスタンプを押してから城廻を致すが良い!!
佐倉城の歴史
戦国時代にこの辺りを治めておった千葉家が作った城が元になっておる。
そして今の形へと整えたのが土井利勝殿である!
二つの川に囲まれるこの地をうまく活用して築かれた土の城じゃな!
既に石垣造りが基本となっておった中にも関わらず、佐倉城は関東の伝統さながらに土塁を基調とする土の城であった!
徳川殿からも信頼の厚かった利勝殿は秀忠殿の時代に老中として大活躍し、
江戸への近さ故もあってか江戸時代を通して老中を排出した城としても知られておる。
明治時代に入ってからは軍の持ち物となって城の建築物のほとんどは失われてしもうたが、
馬出しの堀跡が復元されるなど当時の遺構も楽しむ事ができるぞ!
見所
駅から向かうと先ずは大手門跡がみえる!
ここを超えたあたりに印判のある佐倉城趾公園センターがあるでな!
更に進むと見えるのは空堀と姥ヶ池じゃ!
映し絵だと上手く映らんかったが、
空堀は綺麗に残っておるぞ!
ここを越えると見えてくるのは
復元された馬出し跡であるわな!
徳川家が好んで用いた馬出しの形が確と復元されておる。
そして土塁も実に美しいのじゃ。
復元された土塁は3メートルであるが、元々の堀の深さは5めーとるを超えておったそうじゃ!
ここを1番の見どころとするものが多いのではないか?
ここから更に進むと佐倉城主・堀田正睦殿の像や、
門跡、
そして本丸跡を見ることが叶う。
天守跡には天守を模した石の看板も立っておったぞ!
ここから西側の出丸へとすすむと本丸を下から眺めることもかなう。
坂道に自信あるものは挑戦致すが良いぞ!
蛇足
佐倉城は如何であったか!!
復元整備が進み土の城の美しさが良くわかる城であるわな!!
大手から参れば勾配も少なく行きやすく、
本丸の西側から登れば山城としての魅力も備えておる!
関東の中心地からも近く、行きやすいのも魅力である。
駅からの途中、城下にあたる所には武家屋敷も残っておるで併せて楽しむのも良いであろう!
コメント
利家様こんばんは
今日は風が冷たい一日でございましたね。
冷えました
さて、何処から行っても20分は歩く佐倉城
利家様の体力の素晴らしさを感じます。
そしてこうやって写し絵を見ると私、結構馬出し好きかも。と思いましたよ。
沢山の写し絵ありがとうございました
利家さま
こんばんは~
本日は三英槍で出陣お疲れさまでした
三武将から始まる槍舞は目を奪われるものがあります
そして久しぶりの演目もありがとうございました
もっと観てたいたです
今回の土でできたお城と聞いてはどんな形になるのか読み進むのがワクワクしました
山城?
挑戦は遠慮してしまいそうです(笑)
まだまだ寒い日もありますが
体調に気をつけてお過ごしください
利家様こんばんは
日記帳の更新ありがとうございます
写し絵も沢山載せてくださり嬉しいです!
土の城である佐倉城は復元された土塁も美しいですが、利家様の写し絵を見た時、私には馬出しが印象的でした!
駅からの途中にあるという武家屋敷も気になります
未だ行ったことがない佐倉城ですが、私が行く時はきっと大手からとなるでしょう…(笑)
それでは、次回の更新も楽しみにしています!