皆々、息災であるか
前田又左衛門利家である。
此度の日記帳は100名城の旅、三十六城目である。
此度は日ノ本最新の城郭へと行って参ったぞ!
それでは、
いざ参らん!!
松前城
やって参ったのは、北海道が松前城である!
この城は徳川政権における最北の城であり、最も新しく作られた城である!
そして、日本一の桜城でもあるぞ!
一万本の桜が出迎える名城へと早速まいろうではないか!
交通・行き方
『函館駅』より『木古内駅』へ、
『木古内駅』より道南バス松前出張所行きにのり『松城』にて下車。
バス停『松城』からは歩いて10分である。
本数は少ないが函館から一本で行けるバスもあるでな、よく時間を調べて参るが良いぞ!
百名城スタンプの在り処
松前城の印判は、松前城の復興天守の中で推すことが叶うようじゃ。
じゃが、松前城は12月から4月の上旬にかけて冬季休館致す。
その間は松前町町民総合センターの体育館事務室にていただくことができる。
松前城より歩いて10分ほどの場所にある。
儂も雪中を行軍し、押しに参ったぞ!
心優しき案内の者に松前城の瓦版までもろうて、良き記念になったわ!
じゃが、
休館中も城内に印判を置いてくれとるようじゃ。。
良き寄り道ではあったわ!
松前城の歴史
松前城は北海道を収めた戦国大名、蠣崎家の拠点であった福山館を全身に持つ城である。
弘前城を紹介致した折にも話したが、陸奥の混乱を機に蠣崎家も秀吉に近づき直臣となりその後は徳川家に近づいたようじゃ。
じゃが、当時は北海道で米を作ることができず、米は弘前藩より送られて来たようじゃ。
松前城が今の形に整えられたのは幕末、異国の船が多くやってくることとなったために日ノ本の領土の北端に位置するこの地も守りを固めるために幕府からの命で築城が始まった。
函館に新たな城を築くことも考えられたようじゃが、松前藩の本拠である福山館を拡張改修することとなった。
本丸をはじめとした中心部は福山館のものをそのままに用い、三の丸はこれ迄の近世城郭では見られぬ造りを採用致した。
代表的なものが砲台である!
異国にを想定した城郭故に海からの攻撃に備えた作りとなっておるわけじゃな!
じゃが、幕末の財政難もあって海側以外の備えが充分とはいえず、その弱点を突かれて幕末には旧幕府軍に攻められ落城したようじゃ。
最新の城であり、
西南戦争の折の熊本城なぞに次いで、戦い時代にに戦を経験した城ともいえそうじゃ。
見所
見どころはなんといってもこの雪景色。
雪に埋もれる石垣はなかなか趣深いわな。
復元された門は勿論のこと、
復興天守も忘れてはならぬ!
そして一番の目玉はやはり、
重要要文化財にも指定されておる本丸御門である!
美しい石垣に組まれた現存の門は歴史とともにその新しさも伝えておるぞ!
そして場外に移築されたのちに曳家でこの地に戻ってきた本丸玄関も確と見ていくが良い!
蛇足
松前城はいかがであったか!!
雪中の城は中々趣深かろう。
北海道の気候を感じながらも日ノ本らしい城郭を楽しむことができる実に良き場所であった。
城下の古き良き街並みや土産処も実に良い見目をしておったのじゃが、
松前城に合わせてか休みだったでな、
冬以外に訪れる者は確と楽しんでいくが良いぞ!
始めにも申したが城郭としては桜の本数日本一だでな、
4月の終わり頃を目掛けて旅の予定を組めば満開の桜を見る事が叶うであろう。
それでは此度はこれにて終いといたそう。
また会おうさらばじゃ!
是迄の城(ばっくなんばぁ)
コメント
利家さま
おはようございます
日記の更新ありがとうございます
そして昨日はお疲れさまでした
賑やかな二の丸広場でしたね
暦通りのお休みですが黄金週間を楽しみたいものです
雪を踏みしてのお城巡りも風情を感じます
本丸御門はこの目で観たいと思う写し絵でした
雪景色のお城巡りは難儀のようにも見えますが景色もひとつの楽しみにですよね
距離が足を遠ざけてしまいそうですが
いつか行きたいです
まだまだ気温差があります
体調管理に気をつけてお過ごしください